テーラー東洋 スカジャン TOKYO CLUBxWHITE TIGER TT14571-219 | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

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広島にアメカジを!アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターが 商品やその日の出来事を紹介します。

 

テーラー東洋のスカジャンはヴィンテージのデザインをそのまま復刻しています。

 

当時のスカジャンはテーラー東洋の前身の「港商」が作っていた物も多く、その為当時の資料もあり、自社の過去作品のリバイバル的な感じも魅力です。

 

毎年春と秋に新作を出しますが、新作といっても過去のデザインの復刻の為、新作が一番良いという物でもありません。

 

その為、過去の復刻を探される方も多く、このスカジャンもそんなお問い合わせ多いモデルです。

 

当店も店頭在庫がS一点のみでしたが、メーカーからXLが一点見つかり確保できましたのでご紹介しておきます。

 

2019年に復刻したモデルで、明らかにオーダーして作られたストーリー性のあるデザインは、他のスカジャンとは一味違うオリエンタル感が滲み出る名作です。

 

オリジナルは50年代中頃、東京近辺に駐屯していた絵心のある兵士が、銀座であたりのキャバレーで見た光を基にデザインし、自分達用にオーダーして作った言われています。

 

「テーラー東洋 スカジャン TOKYO CLUBxWHITE TIGER TT14571-219」 です。

 

 

 

JAPANの字体はバンブー文字。

 

その下のLuck 7は部隊名と思われます。

 

 

チャイナドレスのオネーさんは、銀座のキャバレーのオネーさんらしいですよ。

 

 

色使いも映えますね。

 

チャイドレス色合いも珍しい色です。

 

 

両横にはオネーさんを見て鼻息が荒くなった龍がコミカルにデザインされています。

 

 

 

 

バンブー文字で刺繍されたTOKYO CLUB の文字もノストラジックな響きです。

 

キャバレーの名前かもしれませんし、遊び歩く自分たちの事をそう言ったのかもしれません。

 

 

前面には左右にご機嫌な龍が。

 

 

 

 

ブラックにレッドの配色もハッとさせます。

 

 

 

リブやパイピングにサックスが入る事で、厳つさを上手く和らげていますよ。

 

 

 

 

 

バズリクソンズのミリタリーパンツに合わせてみました。

ミリタリーパンツにスカジャンは、海外のセレブやモデルたちも取り入れたコーディネートですね。

 

 

 

 

枯れたオリーブに光沢のあるブラック、レッド、ブルーがハッとさせながらも調和します。

 

 

 

 

 

 

 

 

リバーシブル面もインパクトがありますよ。

シャンパンゴールドにゴールドの刺繍で白頭鷲です。

 

 

 

 

サイドにも同色のライン。

 

 

 

後ろも同色で大きな構図の鷲が刺繍されていますよ。

 

 

刺繍のボリューム強で濃淡をつけていますよ。

 

 

 

 

バズリクソンズのウイリアム・ギブソンコレクションのブラックチノを合わせてみました。

ちょっとエグイ感じの萌え感で。

 

 

年に一度作られるワイドのブラックチノです。

1942年モデルのミリタリーチノを光沢感のあるブラック糸で作った物です。

 

 

 

 

 

 

 

サイズはXLを着せています。

 

少しユル目も似合いますよ。

 

 

 

 

チャイナドレス、鼻息荒い龍、TOKYO CULUBの文字、兵士の目で見たGHQが駐屯した当時のTOKYOの空気感が滲みでるデザインです。

ユニークでCOOL、そしてノストラジックな一着です。

42000円 + TAX です。