渋くて味わい深いオールドミリタリー。
これを定番で作るのはバズリクソンズくらいだと思いますよ。
年に一回作らられるリアル感一杯の渋いアイテムです。
ウールのC.P.Oシャツです。
C.P.O.シャツは「CHIEF PETTY OFFICER」(チーフ・ぺティー・オフィサー)からきています。
CHIEF PETTY OFFICERは米海軍では曹長を意味しており、曹長クラスが選ぶことの出来るブルーフランネルシャツの事です。
「バズリクソンズ C.P.O.シャツ ”NAVY DEPARTMENT” BR24961-01 ネイビー」 です。
素材はライトウエイトの圧縮ウールで、海水や雨にさらされても体内が冷えにくいというこから採用されています。
ピーコートを薄くしてシャツにしたような、ネイビーのウールシャツです。
片ポケットのシンプルな仕様から、冬の官給品の雰囲気が漂います。
フラップの形が粋ですよ。
NAVYの物は独特のカッコ良さがありますね。
逆にアーミーは泥臭い無骨な感じが魅力のように思います。
ボタンにはアンカーマークが刻まれています。
ボタン裏は補強のブラックのコットンツイルが付きます。
前開けスタイルの時に、さりげないアクセントとミリタリーのC.P.O的な雰囲気を漂わせます。
シンプルなカフスはオールドミリタリーのノストラジックな感じもします。
左袖のカフスは右袖のカフスとは逆向き付けられており、ここもオリジナル同様に復刻されています。
左右を同じ一型のカフスで併用したという事ですね。
サイドにはマチが付きます。
ヨーク部分は裏に同じ生地をあてて二重にしています。
バズリクソンズのチノパンツ新色のオリーブと、インはジェラードのメガサーマルの新色ワインです。
C.P.Oシャツは本来薄手の羽織り物の様な着方もするので、前を開けて着やすいです。
前を閉めても。
海軍シャンブレーの上に着せてみました。
パンツはクッシュマンのミリタリーチノです。
実際にこのパターンはあるでしょうが、パンツインだったでしょうね。
ネイビーとブルーの対比が海軍っぽいです。
海軍シャンブレーの青いボタンも効いていますね。
パンツインしてシャツの上にC.P.Oを。
チノパンツのとの相性は抜群です。
穿き込んだデニムパンツに合わせてみました。
インに差し色的な物を持ってきても良いですね。
薄手のウールシャツなので、この上にオーバーコート的な着方が出来ます。
C.P.Oシャツをインに着れば、一重のジャケットが真冬でも着れますよ。
バズリクソンズのM-51 通称モッズコートを着せてみました。
素材感が違う物を重ねていくと、コーディネートに奥行きが出るように思います。
M-51はフィッシュテール(魚の尾)と言われるこ裾のシルエットも魅せ場です。
C.P.Oシャツはウールですので暖かく、そしてライトウエイトなのでゴワつかず、シャンブレーシャツやB.Dシャツ等にちょっと羽織るのに使え、サーマル等をインに着てネイビーのシャツとしても普通に使える機能性と汎用背の高いアイテムです。
U.S.Nのオールドミリタリーのノストラジックな味わいが魅力ですし、着込んでヤレていきヴィンテージの古着のようになっていくのを楽しむ一着です。
26000円 + TAX です。