鉄の経年変化を活かした唯一無二のフック。
先日の新作発表会も好評でした広島在住の作家M.O.Sの新作が納品されましたのでご紹介します。
加治屋さんや板金屋さんが金属加工に使う工具の「ヤットコ」を加工して作った鉄のフックです。
まずは「ヤットコ」を。
これを加工してフックにしています。
「M.O.S 26 ツールハンドルフック、ドロップ K-004」 です。
酸化したヤットコを鍛造手曲げし、さらに黒錆び黒染め加工を施し独特の形状のフックにしています。
26はM.O.Sの鉄を使ったシリーズのブランド名です。
鉄の元素番号「26」が由来ですよ。
裏側です。
ベルトループ等に付けてキーホルダーとして使います。
そしてもう一つ。
「M.O.S 26 ツールハンドルフック、ダメージ K-005」 です。
ヤレた鉄の表情を活かしていますよ。
繋ぎの銅管は槌目を入れています。
ジェラードの大戦モデルのチノに付けてみました。
ヴィンテージ感のある無骨な生地に、ダメージの刻まれた鉄のフックが良く合います。
鉄の経年変化を活かしながら作られたM.O.Sならではのフックです。
作家さんのハンドメイドなので、どちらも一点物になります。