ダッパーズ Tompkin Loopwheel スペシャルソーイング LOT1454 | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

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広島にアメカジを!アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターが 商品やその日の出来事を紹介します。

普通の様で只者ではありませんよー。

 

 

ダッパーズの新入荷のスウェットカーデをご紹介します。

 

形は30年代から40年代のアメリカのアンダーウエア―をベースに仕立てています。

 

このスウェットは特にアメリカ式のトンプキン編み技法を再現して編み上げています。

 

アメリカ式トンプキン編みとは、通常の吊り編みが上から下に編み上げるのに対して、下から上に編み上げていく技法です。

 

そうする事で空気を含ませたより軽くて柔らかい質感になります。

 

確かにいわゆる上質な吊り編みのスウェットよりも、さらに柔らかく軽い生地感です。

 

この生地感は何回洗っても硬さが変わらない特殊な編み方です。

 

 

 

ライトウエイトくらいの厚さで、かなりふわりとした柔らかい質感ですよ。

 

 

半袖Tシャツの上に羽織るのにも調度良いくらいです。

 

 

首元はバインダーネックです。

 

 

 

スウェット地の質感に調和する上質なナットボタンです。

 

ナットボタンはタグア椰子の木の実から作られたボタンです。

 

経年変化で色が濃くなっていきますよ。

 

 

前立てには別布を用いる事で、よりクラシカルな印象になります。

 

またスウェット地と別府の経年変化の違いで、着込んだ後の表情がさらに出てきます。

 

 

 

オール綿糸を使った縫製で、袖からアームにかけてはヴィンテージの効率を求めて開発された切らずに一筆で縫う一本縫いを再現しています。

 

袖口や裾には表にステッチの出ない天地縫製など細部まで拘った仕様になっています。

 

縫製はヴィンテージミシンを使っていますよ。

 

 


 

 

 

ポケットは長方形ではなく上が少し短いです。

 

 

 

 

 

裏側はいかにも気持ち良い裏毛起毛です。

 

 

 

 

アンダーウエアをベースしていますが、普通にスウェットカーデとして着れますよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミリタリーパンツのハズシにも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バズリクソンズのヘリンボーンのミリタリーハットです。

 

 

 

 

 

トンプキン編みで編み上げられ裏毛起毛のとても気持ちのよい質感、さらにダッパーズに縁のある縫製工場でヴィンテージミシンで縫製された拘りの詰まったスウェットカーデです。

 

それでいてシンプルで着やすい形ですので、色々なコーディネートに使えますが、その時に色々な拘りが雰囲気として滲み出てきますので、経年変化も含めてなんか違うよねの上質感が伝わるダッパーズらしい一着です。

 

22000円 + TAX です。