サンサ―フ  スペシャルエディション “ 唐獅子牡丹 ” SS38550-105  | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

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「こいつぁ 春から縁起がいいわえ」

 

 

2021年 1月2日全国一斉販売の特別なアロハシャツをご紹介します。

 

オリジナルは世界に一点だけ存在する30年代のアロハシャツです。

 

「サンサーフ スペシャルエディション “ 唐獅子牡丹 ” SS38550-105 」

 

 

 

 

オリジナルのヴィンテージは東洋エンタープライズが所蔵していますが、非常にレアな和装用の更紗で作られたハンドメイド・アロハシャツです。

 

狭巾(幅の狭い生地)の生地が使用され、浴衣をリメイクしたとも言われています。

 

生地を持ち込んで一点だけ作られたアロハシャツですよ。

 

今回の復刻にあたり、オリジナルに倣って更紗を織り、独特のシワ感まで忠実に再現しています。

 

正にヴィンテージが蔵の中で新品で見つかった状態ですよ。

 

 

 

その皺感のあるコットン100%の更紗生地に、濃淡を使う事で色数を抑えて、躍動感の唐獅子と牡丹をプリントしています。

 

ハットするような見事なデザインです。

 

 

 

捺染(色付け)は生成り地ベースに防染(着色防止)や色をぼかして滲ませグラデーションを表現する「たたき」と呼ばれる手法を駆使し、朱赤で迫力ある唐獅子を刷り上げています。

 

叩きながらぼかす事で濃淡を付けられ、より立体感や躍動感が出ています。

 

 

紫の花は牡丹です。

 

古来より唐獅子と牡丹はセットになっています。

 

唐獅子は傷ついた体をボタンの夜露で癒すといわれています。

 

ですから唐獅子を描くときは、牡丹を一緒に描くそうです。

 

 

牡丹の紫の色は「たたき」によるボカシが、とても上手く使われていますね。

 

 

 

 

和装用の狭幅の反物を再現して使用しているため、背中用の生地は横幅が足りなくなり、ヴィンテージと同様に背中心で生地を継いだ作りとなっています。

 

 

 

内側からご覧ください。

 

真ん中で生地を背折りで継いでいます。

 

 

 

オリジナルも一点のみ生地を持ち込んで作ったハンドメイドなので、実名復刻の様なブランド名はありません。

 

 

重ね着もこの粋なデザインは活きてきますよ。

 

 

ジェラードのインディゴ染めのメガサーマルです。

 

 

 

 

牡丹の紫とインディゴブルーが対応し、さらに唐獅子を際立てます。

 

 

デニムジャケットからチラリと見える唐獅子牡丹です。

 

 

 

 

 

 

 

20年ぶりに復刻させたサンサーフスペシャルエディション「KARAJISIBOTAN」は、粋で力強く日本古来の縁起物の意味も感じさせる珠玉の一着になっています。

 

厳しい環境の中、東洋エンタープライズが初荷としてこれを作ったことにも、そういう思いを感じます。

 

 

18000円 + TAX です。