サンサーフ アロハシャツ  "CARP"  SS38321-125 ブルー | アメカジショップ「ザ ホワイツ ウルフ」のマスターの日記

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五月の空に泳ぐ鯉。

 

 

サンサーフのアロハシャツをご紹介します。

 

空の様な青い水、藤の花の下を気持ちよさそうに泳ぐ鯉をデザインした、1950年代前期のアロハシャツの復刻です。

 

これは綺麗ですよ。

 

「サンサーフ アロハシャツ  "CARP"  SS38321-125 ブルー」 です。

 

 

 

オリジナルは1937年には衣料製造卸の記録が残る老舗のブランド「KIHIKIHI」です。

 

ちなみにブランド名のキヒキヒはハワイの魚の名前です。

 

40年代後半には、ワー・チョー・ロック率いるホノルル・ガーメント社が同ブランドを展開することになります。

 

ホノルル・ガーメント社は、いくつものブランドの製品を受託製造していたことから日本の生地を扱える環境にありました。

 

この作品もそんな環境をいかして、日本で作られた物と思われます。

 

美しく咲き揃う藤の花と優雅に泳ぐ鯉が高い完成度で捺染されています。

 

 

素材は清涼感のあるレーヨン壁縮緬です。

 

当時の日本で生地を作った和柄のアロハシャツはこの素材が多く、復刻もそれに沿っています。

 

 

プリントは捺染(なっせん)と言われる技法です。

 

捺染は染料を糊に溶かして色糊を作り、それを使って図柄をプリントし、色糊が固着した後に水洗いをして完成させる染色技法です。

 

色を抜いてその上から色を入れる抜染(ばっせん)のはっきりとした色合いに比べて、淡く柔らかい雰囲気に仕上がるのが特徴です。

 

 

 

淡い紫色の藤の花も綺麗ですね。

 

藤の花の上から鯉を見たような立体感を感じさせる構図です。

 

 

 

 

 

青い濃淡の澄んだ水は、空のようでももありますね。

 

 

ボタンは竹を削って作ったバンブーボタンです。

 

 

 

後ろです。

 

藤の花がバランスよく垂れ下がり、その間から鯉が覗く絶妙な構図です。

 

 

 

 

 

ジェラードのミリタリーパンツのSea Rover Trousersに合わせてみました。

 

ミリタリーミックス的なコーディネートですが、雰囲気の違う物が調和すると、全体として大きくまとまった感じがしませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で作られた美しい構図の生地を使い作られたアロハシャツは、50年代のハワイの人々を魅了しました。

 

その傑作を現代に蘇らせたのが、サンサーフのこのモデルです。

 

清涼感があり着ていて気分も上がる一枚です。

 

11800円 + TAX です。

 

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