拘りの作り込みと形の良さに定評のあるJELADOのワークシャツ。
ジェラードもジャケットやカットソー、パンツやアクセサリ―等、総合的にアイテム展開をしていますが、一番人気の高いアイテムはワークシャツです。
新規でお取引を始める時も、まずはシャツが外せないという感じですよ。
そんなジェラードのシャツの中でも、素材やディテールを変えながら続くワークシャツがあります。
ベンチレーションとメタルボタンが特徴的なワークシャツです。
今年は 旧力織機で織られた耳つきの撚り杢のシャンブレー生地を使い、ジェラードらしい拘りを織り込みながら作られています。
それではご覧ください。
「ジェラード Iron Horse JP23115 スモークピーナッツ」 です。
旧力織機で織られた耳つきの撚り杢のシャンブレー生地は、所々白場がのぞき旧力織機ならではのネップ感が魅力の表情のある生地です。
古臭さと無骨感のある味わい深い雰囲気です。
霜降り感のあるピーナツの様な色合いは、ベーシックな雰囲気ながら、なかなか無い色ですよ。
肩口から後ろのヨーク部分に補強が入り、ベンチレーションの菊穴が開けられています。
同色ステッチなので写真では分かりにくいですが、3本針で肩部分と襟と肩口の間あたりにステッチが入り、その部分は生地が二重になっています。
負荷のかかる部分の補強です。
ダークグリーンの糸で縁取られた通気の為のベンチレーションです。
この部分は生地も二重になっていますよ。
そして後ろに続き、ヨーク部分全体が二重になり、そこにもベンチレーションが開いています。
この仕様は50年代に存在したヴィンテージのベンチレーションシャツがベースになっています。
ステッチの入り方やベンチレーションも良いアクセントにもなっています。
ワークシャツとしての凝った感じも滲みますね。
このベンチレーションは、現代でも僅かな数しか実働していない100年前の菊穴ミシンで縫製していますよ。
ここもマニアックなところですが、なかなか使えないミシンを使っています。
裏はこうなっています。
糸を切らずに続けて縫っているのも、このミシンの特徴です。
着用していく内に、自然に切れるのを待たれる方が多いです。
前面にもどりましょう。
やや小ぶりの襟、フラップ付きのポケット、メタルの塗りボタンです。
部分的に色が剥げたエイジング感のあるボタンです。
この存在感のあるボタンが、このワークシャツの雰囲気にさらに味わいを持たせています。
ステッチの運針(針の目の幅sが細かいのも特徴です。
見た目の高級感もありますし、洗濯後のパッカリングが細かく出ることによって、よりヴィンテージ感のある雰囲気になっていきます。
袖口も二重になっています。
カフスのボタンもエイジング感のあるメタルボタンです。
インディージョーンズを思わせるようなクラシカルな雰囲気です。
ベストを合わせたり首元にスカーフを細巻きしても良いですね。
近年特に注目度の高いワイドパンツにも良く合います。
さらにパンツインしてベストや、ブラックA--2等のレザージャケットも合わせていけますね。
カーコート(ファラオジャケット)もカッコいいですよ。
オーソドックスにレザーヨークダウンベストも合いますし、着方としては幅広く対応するワークシャツです。
素材感、仕様、縫製に拘り、古臭さを滲ませながらも、サイズ感はビンテージ特有の無骨さと雰囲気を壊さない適度にすっきりしたシルエットになっています。
ブラックもありますよ。
ブラックはレッドのベンチレーションです。
このワークシャツはJELADO100年の歴史という架空の設定で、この100年間のアメリカンクロージングをJELADOらしく追及し、その中でも「MIDDLE PIRIOD COLLECTION」中期のカタログの中の一枚として作られていたシャツです。
IRON HORSE(アイアンホース)と名付けたこのワークシャツは、タフな労働者が着る被服として機関車等、乗り物を形容する言葉として名付けています。
ジェラードらしいタフで無骨で、そしてオシャレなワークシャツになっています。
何年も着ていくお気に入りの上質なワークシャツを、一枚如何でしょうか。
18800円 + TAX です。
http://www.t-w-wolf.jp/?pid=122043740