昨日の途中まで書いた記事を完成させましょう。
写真は夕方写したものですが、そのほうが綺麗に映るような気がしますが、どうでしょうか。
それでは、本題に。
「HEADLIGHT」の一重のカバーオールをご紹介します。
1920年代に誕生した「HEADLIGHT」はシンシナティ、サンフランシスコに拠点を持つラーンド・カーター&カンパニーの一ブランドで、フラッシャーには機関車がヘッドライトの光を発しているデザインを採用していたのでも知られています。
このヘッドライトは主に鉄道員、機関士などに人気があったワークブランドでした。
現在では吸収されて無くなった伝説のブランドですが、東洋エンタープライズが実名復刻として当時を再現し現代に蘇らせています。
数は少ないですが毎年数型作られ、オールドスタイルのワークウェアとしてマニア人気の高いシリーズです。
特にカバーオールはヘッドライトの代表的なアイテムです。
その中でもこの形は40から50年代のヘッドライトの主流だった角型ポケットタイプです。
デニムとキナリの二色ありますが、春や夏に着るといいキナリをご紹介しょましょう。
HEADLIGHT 「9oz.OFF TWILL WORK COAT 」 HD12756A-40 です。
9オンスのパリッとしたツイル生地です。
襟を上げると真鍮ボタンが二つ付いています。
味わいのあるボタンですよ。
チンストラップは付いません。 ボタンホールにそのままかけて使います。
左胸にはペン刺しと懐中時計用のポケットを兼ねた3ウェイポケットがあります。
この仕様は当時ヘッドライトが特許を持っていたそうです。
バンタナがウォッチポケットの開口部から見えないのでも分かるように、ウォッチポケットの下に独立してポケットがあります。
端はペン差しポケットです。
補強のカンヌキもヴィンテージらしく、それもアクセントになっています。
下のポケットも大きな四角いポケットです。
大きなポケットなので、作業時に色々入ります。
最近はナビがあるので使う機会が減っていますが、ツーリングや旅行の等に地図やご当地マップなどを入れておくと、気分も上がりますね。 アナログも楽しいですよ。
袖口の3つボタンに対してボタン穴が2つ、カフスの補強の入り方も当時のカバーオール感が滲みます。
真鍮のボタンもいい味出してますよ。
胸のボタンはチェンジボタンです。
エイジング感も出ていますね。
後ろです。
サックコートとは違う、クラシカルなワークジャケットの佇まいですよ。
一重なのでインを調整しながらオールシーズンで使えます。
内ポケットが付いています。
そこにはユニオンチケットが縫い付けられていますよ。
キナリは春らしいですね。
ギンガムチェックシャツと合わせてみました。
デニムも有りますよ。
クラシカルな角型ポケットのカバーオールは、ワークスタイルのジャケットのマストアイテムの一つです。
当時のディテールそのままで(アームは少し細くしているそうです)復刻させた、東洋エンタープライズの実名復刻「HEADLIGHT」のカバーオール、是非実物でご覧ください。
クラシカルな雰囲気が、コーディネートの完成度に味わいを持たせます。
19800円 + TAX です。
HPにも掲載しました。
↓