A-2いきましょう。
イタリア産の原皮を樹皮から抽出したタンニン槽に漬け置きし、濃度を変えながらゆっくりと時間をかけて鞣し、その後職人の手によってシールブラウンのアニリン染料が擦り込まれた深いブラウンがとても美しいですよ。
バズリクソン Ａ－2 ラフウェア社 HAND ANILINE DYE BR80253-01 です。
このモデルは1942年に納入業者契約したラフウェア社の3回目に納入したモデルの復刻です。
コントラクター（軍納入業者）として有名なラフウェア社は計5回の納入を果たしていますよ。
やや大きめな襟はラフウェアー社の特徴です。
襟の下にはボタンが付いていて、ボタンを付けると襟の形が固定され綺麗に立つ様になっています。
ボタンの跡が外に浮き出ているのがいいですね。
これは着こんでいくともっとハッキリ浮き上がってきますよ。
ジッパーはＴａｌｏｎ社のニッケルジッパーです。
襟がビッと立ち綺麗なシルエットですよ。
アニリン染料で仕上げた革は、ラッカー仕上げと比較すると色に透明感があるので、その革本来のシボが浮き出ており、使用感や経年変化で革自体に表情が出やすいのが特徴です。
多少の色むらがあるのが手作業ならではの証であり、革の愛好家からも好まれる仕上げですよ。
レザーはブロンコハイドです。
ホースハイドに対して特に野生の馬の革をブロンコハイドと言いますよ。 シボ（皺）の有る荒々しい感じが
アニリン仕上げに適しています。
ライニング（内張り）はブロードクロスです。
細い糸で織られた綺麗な光沢感のある生地です。
袖通りがいい為に採用されました。
Ａ－2も人によって好みは色々有りますが、このラフウェア社 HAND ANILINE DYE はバズリクソンの中でも特に美しいモデルです。
ホースハイドのラッカ―仕上げの綺麗な感じとはまた違う、原皮の皺が濃いシールブラウンの中に浮き出た表情が絶妙です。
ベジタブル鞣なのでオイルを入れながら着こんでいくとさらに濃色になっていきます。
自分だけのＡ-2に仕上げて下さい。
134400円です。
ＨＰにも掲載しました。
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