東洋エンタープライズの実名復刻「ＨＥＡDLIGHT」からブラウンダックのダブルニーワークパンツいきましょう。
ヘッドライトは1900年代初頭から60年代まで存在したラーンドカーター社のブランドです。当時としては珍しく織布から縫製まで自社で一括生産していたことから製品にたいする拘りがうかがえます。
当時のラベルやフラッシャー（商札）には機関車が描かれており、鉄道員や機関士達に好まれ供給されていました。現代ではオリジナル（古着）は入手困難で、コレクター人気が高いアイテムとなっています。
そんな当時のブランドを現代に蘇らせたのが、この実名復刻です。当時の物が新品（デットストック）で見つかった、しかも自分に合うサイズで。そんなコンセプトですね。
ではいきましょうか。
ヘッドライト ブラウンダック ワークパンツ HD40610A-431 です。
ダックでも濃いブラウンのダックを使ったワークパンツですよ。
初めはゴワッとしたこのダックの生地感がいいですね。
穿きこんでいくとだんだん柔らかくなります。
膝部分は二重のダブルニーです。
トップボタン（一番上のボタン）はスナップ式のボタンです。
フロントボタンはドーナツ型真鍮ボタンフライです。
斜めのポケットで上部にはコインポケットが付いています。
ステッチ周り等の生地が重なった部分にアタリが出て来ますよ。
ワークパンツの特徴でも有るサイドのツールポケットです。
これが有るといい感じで泥臭くなりますね。
特にダック素材にはよく合うディテールです。
当時もこんな使い方をしていたんでしょうね。
逆側はハンマーループです。
こんな感じですか。
左右の大きなポケットは少し下がった位置に付いています。
股上も深いですよ。
ポケットのステッチも下の方に有りますね。
当時のロゴを再現しています。
トップスも含めて着込んでいくと、さりげないのにとても味が有るワークスタイルになりますよ。
ジャケットも含めてヤレテいった所を想像してみて下さいね。
ダックは新品の状態より着込んでからが本当の良さが出ます。
洗い込む事で折り目がとれ、ダックの色が白み生地が柔らかくなる事によって、ストンとしたシルエットになってきます。
そうなってくると、ネルシャツやシャンブレーシャツにとても良く合うパンツの出来あがりです。
同じように着込んだ感の有るカバーオールなどにもベストマッチですね。
Ｎ-1等も着込んで味が出て着た物なら、「たまたま海軍時代に支給された物を着ているだけさ」と言いながらも、とてもしっくりとハマってるオールドワーカーの雰囲気が出そうですよ。
股上深め、下がり気味のポケット、緩めのワタリ幅のストレートです。
現代ではちょっと新鮮な感じがしますが、これを上手く穿くと古いポスターや映画の中のワーカー達の様になりますよ。
これは挑戦し甲斐の有るパンツです。
是非、実物をご覧ください。
17640円です。
ＨＰにも掲載しています・
↓
