【まつげが抜ける17の原因】
まつげが抜けるのは、内的な原因と外的な原因で17も あるのだそうです。
1.体質・毛質
まつげと体の健康状態はとても密接な関係にあります。
女性であれば特に意識しなければならないのが、『女性ホルモン』のバランス。
このホルモンバランスが崩れると、肌と同様にまつげにも大きなダメージを与えます。美しい体質や毛質の基礎となる女性ホルモンは、女性の美しさの象徴である髪の毛と同様にまつげも再生してくれる大きな役割を担っています。
2.栄養不足
海藻類や、まつげの根元の皮膚の再生に欠かせない、肉・魚・玉子・豆類などの良質な『タンパク質』も摂取するように心がけましょう。
その他、玄米・ナッツ・にんにく・黒ごま・乳製品などもまつげの健康と美容を助けてくれます。
3.血行不良
髪の毛やまつげの毛を成長させる栄養分や酸素を受けて頻繁に分裂している細胞を『毛母細胞』といい、まつげの成長を生やすためにはとても重要な部分となっています。
しかし、ストレスや病気などによって血管が収縮し体全体の血流も悪くなると、血行不良が起りやすくなり、毛母細胞に大きなダメージを与え、丈夫で健康なまつげも育たなくなる、そしてさらに抜けていくという悪循環が起こります。
4.ストレス
まつ毛が抜ける内的要因によく上げられるのが、ストレスによるまつげの脱毛です。
ダイエット・過労・精神的な要因など、ストレスの発症要因は様々ですが、まず自分が度を越した無理な生活習慣をしていないか?自分自身の身体が正常な状態であるかどうか?と普段から気にすることがとても大切になってきます。
気温が下がり寒くなる季節になると気になるのが、“乾燥”
乾燥によるダメージは肌だけでなく、髪の毛やまつげにも大きなマイナスの影響を与えます。髪の毛と同様、まつげもしっとりとして艶やかな魅力的な状態であっても、この乾燥の脅威にずっとさらされていると、抜ける分量が増えたり、コシやハリがなくなってしまうので、冬の寒い季節の間や乾燥した空間では、まつげにはいつも以上のケアが必要です。
6.季節の変わり目
髪の毛に比べ、まつげの毛周期は個人差で28~100日くらいの短いサイクルで生え変わります。
まつげが抜けやすい季節は春と秋の変わり目と言われているのは、過酷な日照が続く夏と厳しい寒さの冬を越して頑張った後のまつげのもろい状態で、生理的にも抜けやすい時だからです。そのため、前のシーズンで受けたダメージを引きずらず次のシーズンに育毛をつないでいけるように、まつげのケアと基礎づくりが要となります。
7.皮膚の病気
まつげを長く魅力的に見せたい研究と努力を日々重ねているのに、なぜかまつげが急にポロッポロッとたくさん落ちてしまった…そんな悲しい経験はありませんか?
原因が『皮膚の病気』であることも考えられます。特に、目の異状がないのにまつげが突然抜け始めたという時は要注意です。その症状に気が付いたらすぐ皮膚科に行って相談し、適切な診察と治療を受けてください。
8.老化
肌と同じようにまつげも放っておくと老化の一途をたどります。
髪の毛よりも早いサイクルのまつげの生え変わりですが、加齢という老化とともにそのサイクルも遅くなり、生まれ変われる細胞の生成に時間がかかります。すると、生え変わる数よりも抜ける数の方が多くなり、その結果まつげが短く細くなっていき、まつ毛が抜けたスッカスカの状態になるというわけです。
9.紫外線
まつげも肌や髪の毛と同様に紫外線を浴びると、そのキューティクルのたんぱく質は変化し、見た目は艶のないパサパサ状態に乾燥するだけでなく、傷んだ部分から貴重な栄養分や水分が失われていくことにもつながります。
10.メイク残り・毛穴の汚れ
アイメイクだけでなく目元の周辺に施した化粧品はすべて、まつげの毛根を痛め、その毛穴に汚れを残してしまいます。メイクの残り・粗悪なクレンジング用品や無理な力を使った汚れ落としの方法は、まつげの毛根そのものを痛め、その発育を妨げしまう大きな原因となります。
特に、まつ毛の周りの目の周辺は一番皮膚が薄くデリケートな部分でもあるので、そのメイク落としには十二分に注意を払いメイクを落とすように心がけ、優しくクレンジングしてあげましょう。
11.ビューラーの使いすぎや間違った使い方
ビューラーでクルックルッとカールされたパッチリ目元は憧れのスタイルの一つですが、そのビューラーも頻度がすぎると貴重なまつげ自体を痛めてしまいます。
綺麗なカールを作ろうと思い切り過度に力を入れたり、ビューラーを頻繁に使っている習慣がまつげを痛めてしまうこととは別に、ビューラー自体を長く使い続けていくと、ビューラーのゴム自体が劣化し硬くなり、最悪の場合は挟んだときにその硬くなったゴムにまつげがべったりついて、ボロリと取れてしまうということにもなりかねません。
つまり、まつげの専用ツールの使い方とツールそのものの見直しも必要なのです。
12.マスカラの使いすぎや間違った使い方
まつげを更に綺麗に長く太く見せてくれるマスカラですが、マスカラも使いすぎや誤った使い方で、まつげそのものにダメージを与えます。
最近はウォータープルーフなどの落ちないマスカラが流行っていますが、化粧時になかなか落ちないということは、化粧落としもなかなか落ちないということです。強力に落ちるクレンジングやリムーバーはまつげの毛根にかなりの負担をかけ、その結果、まつげの発育が弱体化してしまうので、マスカラの正しい使用方法と落とし方には注意をしましょう。
13.まつげパーマ
髪の毛と同じように、まつげパーマは薬剤を使用するため商品によっては傷みも伴うこともあります。
まつげの成長サイクルは短いので、頻繁にこのまつげパーマを使用すると、1本のまつげが生え変わる前に何度かまつげに負担を与えることになり、まつげの成長を阻止してまつげ自体が抜けてしまうことにもつながります。
クルリとしたまつげを持続させるホットビューラーは気軽に使える便利なツールの一つですが、この熱も、 まつげそのものを痛める原因となっています。
14.まつげエクステンション(まつエク)
まつげのエクステンションの施術による被害は年々増加傾向にあります。時には無免許のエクステ違法行為などもあがっており、施術を受ける際には、受ける側が認可の取れたサロンを選択することも必要です。
15.さわる・いじる・こする
目やまつげの周辺はとても皮膚が薄く、体の中でも一番デリケートな部分です。
そんな敏感な箇所を無意識のうちに、『さわる・いじる・こする』などの習慣がある方は、知らず知らずのうちに目の皮膚やまつげそのものを傷つけていることにもなります。
目やまつげへ頻繁に刺激を与えることは、まぶたのたるみやシワを増幅させたり色素沈着をおこしたり、まつげが抜けてしまうことの原因にもなります。
16.自分で抜く(抜毛症=トリコチロマニア)
自分では“いつもの癖”だと思っていることも、もし毛を普段から何気なく無意識に抜いていたら、それは『抜毛症』のサインかも知れません。
抜毛症は様々な要因で起こりますが、主に精神的なストレスが多いと言われています。自分に心当たりがある方は抜毛症の可能性が高いと思われますので、専門家の相談を受けてきちんと治療をすることが重要です。
17.粗悪なまつげ美容液の使用
長くまつげを伸ばすために使用されているのが『まつげ美容液』ですが、市場に出回っている商品の中には粗悪なものもあるようです。
特に、目に近いデリケートな部分に使用する化粧品なので、美容液の安全基準や副作用の有無などきちんと確認して、腕の下などの皮膚の柔らかい部分でまずパッチテストをしてから使用するようにしましょう。
※エグータム(まつげ美容液)はネット上では一切販売しておりません。
まつげ美容液は、まつげが抜けないための予防線です。
まつげにもたらすダメージを与える原因をきちんと理解し、
日常的なケアを怠らないようにすることが大切です