単行本は全巻揃えてござい。現在、第7部のスティール・ボール・ランが佳境を迎えてますね
そして聞いた話では第8部がすぐに始まるとか…。ファンにとってはまさにッ!「震えるぞ、ハート!」「燃え尽きるほどヒート!」
てな状況です。
そんなわけで、最近私は第1巻から読み返しているのです。只今第23巻「ダービーズコレクション」
ジョジョの闘いの中でも屈指の名勝負。オシリス神の暗示のスタンド使いダービーとの賭け勝負が描かれていています!
第3部の主人公、空条承太郎のクールさが最高潮に発揮されている話です。究極のブラフですね。
また、その祖父ジョセフ・ジョースター(第2部主人公)の賭けの闘いぶりも、老いてますます健在っぷりが最高ォである。
この話、ダービーと賭け勝負をしなければ何ともなかったわけですが、戦わざるを得ない状況に巻き込まれるやいなや、どつぼにハマるという恐怖の物語です。賭けるのは己の魂。賭けに負けたら、スタンド能力により、体から魂を抜かれてしまいます。仲間が賭けに勝って、魂を取り戻してくれなければそのまま死ぬことになります。
始めにポルナレフが誘いに乗ってしまい、まんまとやられます。ポルナレフの魂を取り戻すため、ジョセフは得意の賭けを申し出ます。しかし、そのジョセフのイカサマの上を行くダービー。トリック大好きのジョセフを騙してしまうのはすごい!恐るべしダービー。
この静かなる戦いの面白さは、単なるバトル以上の緊張感を伴う心理戦です。
「バレなければイカサマとは言わない」
名言だな、これは。キヒヒ