エネルギー改革の必要性を考える | MS-GX200のガンプラ記録

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計画停電…静岡県富士市居住の私にも身近に感じております、電力不足。
仕事でも停電スケジュールを見越した業務スケジュール、対応事項に頭を捻らす毎日を送っています。もっとも、被災地の方々のことを考えれば何ということもないのですが。

しかし、停電の場合でもできる限りの顧客対応が必要な職種ゆえに、単に店じまいにすることができず、四苦八苦してるのは事実。せめて今週のように土日の停電だけでも中止して欲しい。


ところで電力不足の原因は、ご存知福島原発の事故を始め、太平洋沿岸の火力発電所が震災によりストップしたことが原因です。

つまりは電力会社の防災意識が薄かったと言わざるをえないと思います。特に原子力発電所での事故は電力不足にとどまらず、健康・農牧を中心とした産業への被害を現にもたらしています。


全国の原子力発電所も安全基準の見直しを図っています。静岡県中部の浜岡原発(東京首都圏に最も近い)も、防潮堤新設計画のニュースがありました。


しかしながら、想定外の事態はいつ起こるかわかりません。巨大地震が今年中に起き、日本各地の原発が福島と同様の事態になったとしたらどうなるでしょう?今回の震災では、「これなら絶対に大丈夫」と言い切れる安全策すらダメだったのが事実です。


ちなみに我が家の近所になる富士川河口及び駿河湾は駿河トラフと呼ばれる、想定される東海地震の震源地です。このプレート境界では歴史的に100~150年周期で地震が起きていますが、前回が1854年。すでに150年以上経ち、いつ起きてもおかしくありません。浜岡原発もこの想定震源域近くの沿岸にあるのです。

自然の災害を防ぐことは困難かもしれませんが、原発事故のような人災は事故後は勿論のこと、事前対処もできるはずです。つまり、停止・冷却管理しておくこと。

無論すぐに全国の原発を停めたりすることは、電力不足に輪をかけるため実行不可能でしょう。

しかし、使用済み核燃料を青森県六ヶ所村の深い深い地下に埋めて管理していくのは、我々の子孫です。現在原発を操業している以上、それは確定していることです。その作業員の方々も、基準があるとはいえ、放射線を浴びながら作業してくれています。



今まさに電気を使っている我々が残している負の遺産。未来永劫、これでいいのでしょうか?



少なくとも私は、ノーです。


しかし希望はあります。描きたい未来図も持っています。つづく