「えらい」人 | 現場より「tetsu」がお送りします!

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みんなが幸せでありますように!

ども、tetsuです。

皆さんにご心配おかけした(心配してくれてたよね?・笑)資格試験も結果はともかくとして終わりました。

嫌な気分にさせてしまった方すみませんでした。

さて、運良く合格したら資格持ちという事で少しだけ社内では格があがります。

(給与面ではほぼ変わらないのですが・笑)

まぁ、仕事の幅が広がる(資格がないと従事できない現場に入れる)ので、偉くなくても気にしないのですが、皆さんにとって「えらい人」とはどんな人ですか?

我が地元山口では“えらい”に標準語の“役職や地位などが高い”という意味の他に『疲れる』という意味があります。

なので疲労困憊だったり疲れた時に“えらいわ~!(疲れた)”というと、キョトンとされた事もしばしば。

いち方言ではあるんですが、拙は「“えらい人(地位が高い人)”は“えらい(疲れる・苦労する)”から偉いのだ」と思うようになりました。

最近、それなりに経験も重ねて“職長”や“リーダー”をする事もしばしば、“指示される”側から“指示する”側になり始めました。

そこで改めて思うのが“指図(あえてこういう表現する)事の難しさ”。

自分の表現力のなさを痛感します。

それ以上に感じるのが“リーダーシップの重さ”。

基本的に“自分の尻は自分がふく(表現が品なくてすみません・笑)”と思っている拙、リーダーとなるとそうはいかずその現場全体の責任がかかってきます。

いわば“他人の尻拭い”もする場面も多くなります。

自分の事は“因果応報”で自分のした事でしようがないですが、下手すれば自分の全く関知しない事の責任が問われます。

でも、それは偉い人として当たり前だと思ってます。

(表現はわるいですが)自分の下の行動の責任までとるから偉い(上の地位)のだと。

これは精神的にも肉体的にも疲労困憊な事案です。

逆にいうと、下の者は好き勝手やって責任を上に押し付けていいんです。

「失敗を恐れて小さくまとまる」のはなかなか発展しないですから。

でも、その人との関係性などで“押し付けるのは申し訳ない”とか“いつもフォローしてもらうから迷惑かける訳いかない”、“自分の事は自分で責任とる”など様々な理由でなんとか破綻せず世の中は回っているんだと思います。

これは、日々自分への査定だと思います。

上の者が下を評価するように、下からも上を評価する。

“どうせ、自分は責任とらないから好き勝手する”とか“あいつに責任とらせて困らせてやろう”とかなる状況なら、その人やその組織を改善しないといけないでしょう。

まさに“深淵を覗くものは、また深淵からも覗かれている”です。

かと言って、媚びを売るのは違うと思います。

そんなの人間が薄っぺらくて嫌です。

相当面倒な(エラい)事案で複雑な話です。

でも、繰り返しになりますがだから偉いんです。

最近、権力や地位を振り回すわりには責任は他人事な人が増え、

本当に“偉い”人が減った気がします。

昔の某映画のセリフではないですが、“正しい事をしたいなら偉くなれ!”というのも真理だと思うし、周りからもそれなりの振る舞いを求められる歳にもなった拙。

どうせ偉くなるなら威張ってばかりいるのではなく、“思ったようにやってみろ!責任は俺がとるから!”と言えるような人間になりたいと思います。

でも、やっぱり疲れるのは嫌なんで、プロペーペー(平社員)を目指して、あらゆるジャンルで重宝され無責任に自由にしてたいです!(笑)

以上「人生『思えば遠くに来たもんだ』と不意に思った現場」からtetsuがお送りしました。