豪放磊落な印象の内野聖陽がうだつの上がらない公務員で、飄々とした悪ぶった岡田将生の詐欺師と組んで巨悪を懲らしめるという、昨今のエンターテイメントの流儀のひとつとも言える作品だと思います。例えるならば『オーシャンズ11』的な上田慎一郎作品と言えば良いのでしょうか。

原案は韓国のTVドラマの『元カレは天才詐欺師 ~38師機動隊~』という作品で、エンターテイメントに振り切って2時間程度の劇場作品にキッチリと収めたらこうなった、的とも言えます。原案の方もマ・ドンソクが演っていたコトを考えると、割と原案に従った雰囲気は大事にしているのだろうと思います。様々な伏線とその回収、想像の余地みたいなバランスも見事で、気分の良い作品になっていると思います。