『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』以降、マルチバースが今後のMCUのテーマとなっていく感じなのはわかるところですが、そこからどんな敵がやってくるのかというのは明示されていなかったと思います。その中で本作がそれを示してきて、次のアベンジャーズに繋がっていくのだというのが本作の役目なのかと思います。
アントマンの作品として、主人公のスコット・ラングがコソ泥から流れでヒーローに担がれ、そしてそれを自覚していくという、かつてのアベンジャーズでの主軸となる人物がいなくなってきた中で、重責とその役割を果たしていくであろう姿を描いているものと感じます。なので、軽快さの中にも世界に必要とされる本当に大切なコトが描かれていて、シリアスな話になりながらも絶妙なバランスでもって過去作の軽快さも大切によく作られていると思います。