2026年(令和8年)5月25日(月)皆の祈り虚しく、

私の姉の息子さんが24歳の若さで亡くなってしまいました。何だか高熱が治まらず、自分で、救急車を呼んでよいか?という確認の連絡があって、救急搬送されて、大学病院に転送されて、わずか2週間で天国に旅立ってしまいました。

 

連絡が来た時は、まさかそんな簡単に亡くなるわけないだろうなと、半信半疑どころか全く信じられず、そんな哀しい出来事が起きるはずはないという感じ。

 

感染症の類で、誰もが感染しているような感染症だけれども、今回の様に免疫暴走を起こして多臓器不全を起こしていきなり死に至るケースは日本では年間100件あるかどうかという病気。本当に事故のような、どうにも対応できないような話

 

今もし自分の娘がこのように先に、なんてことがあったらなどと、想像にも言葉にもしたくないようなことが起きて、姉はどれほどの悲しみに陥ることになるのだろうか?と本当に心配をしながら、水曜日の通夜に参列。

 

家族葬という事だったけれども、大学の友人や幼なじみメンバーとか多くの友人が参列していて、彼らやそのお母さんたちとか、笑顔で対応している姉夫婦の姿を見て、なんというか、1ランク上の感情のコントロールがしっかり出来る人たちなんだなと非常に感服するという感じ。入院の対応とか、あっという間に葬儀の対応とか、深く考えて悲しみに落ち込んでしまうと何も出来なくなるからと、事務的に対応しているという事だけど、同じようなことが自分で出来るか?というととてもそうは思えない。

 

喪主の挨拶の時に、非常に医学的に稀なケースで、病理解剖をお願いしたいという病院側の申し出に是非ともと快く応じたという事。自分の息子の今回の出来事が、今後同じ病気の解明に将来役立つならば非常に誇らしく思うと、大学の先生も必ず論文にして報告しますという約束を得たとの事。そのような形で今後人の役に立っているならば、生きているのと同じ事ではないかと言うのは全く新しい気付きで、大きな悲しみと共に誇らしくも感じます。

 

名前はゆきとくん。姉とはよく交流があって、小さな時から知っていて、絶対音感があって、一昨年だか、ピアノを始めるならこれから始めるといいですよ、とか教えてくれたのが最後に会った時だったか、優しい子で頭も良くて、国立大学で半導体関係の会社に就職が決まっていて、とかこれから辛いこともあるかもしれなかったけど、これからどんな人生を送るのか、もっと見てみたかったんだろうなとか、実際のご遺体を前に、そんなことを思いめぐらせていると、こちらの方が涙が止まらなくなって、本当に人生とは?というような事を深く考えさせられる機会となってしまいました。

 

水曜日から休みを取って、我々家族3人で車で仙台へ

木曜日の葬儀から収骨から帰骨まで参列出来て

姉は庭いじりが趣味でいろんな花が咲いていました

 

妻のご両親宅にお世話になって、家族みんなで食事もできて、

金曜日には母がお世話になっている施設に訪問

 

認知症を患っていて、訪問してもほとんど反応を示さなくなってしまっていて、今回もそんな感じだったのだけど、姉から行人のことを報告をしてくれと頼まれていたので、

 

「ゆきとがね、突然、天国に行ってしまったんだ」

と伝えると、ハッと私の顔を見て、

「え、、、」と驚いた顔で一言

 

確かに認識した感覚。私の名前も娘の名前も反応がないので理解できていないのかと思っていたが、まだしっかり理解できているのだと非常に驚いた出来事でした。

 

「だから、姉はちょっと落ち着くまでここに来れないけど、寂しがらないでな」と伝えておく。

 

いつも姉に頼りきりで今回はしっかり訪問しないと、と置いてあった母が昔見ていた美空ひばりの追悼写真集を見せてみると予想以上の反応にびっくり

目が見えない、という感じでゆっくり目をこすってみたり、自分でページをめくろうとしてみたり、そんなに近くだとくっついちゃうよーと言うとしっかり笑ったり、写真を見て、かわいい、、と言ったり、最近の訪問では見たことのない反応に、我々家族もびっくりの訪問となりました。

 

1時間ほどの訪問後、お昼前、仙台を出発して、東北道で東京へ

 

午後6時半のオンライン会議の予定を入れていて、最悪渋滞で間に合わない、という時のためにポケットwifiを急遽購入して不測の事態にも備え準備しつつ

結局、自宅に到着がぴったり6時半

私がホストだったので少々遅れてしまったけど何とか会議をこなして、この3日間は本当に密度の濃い時間でした。

 

この3日間を最低限支障なく過ごすための準備の時間も含め、今週は本当に特別な一週間でした。

 

せっかくある命を精一杯生き抜かないと本当にゆきとくんに申し訳なく思います。

 

そんな思いをかみしめながら今週もおつかれさまでした

 

来週もしっかり生きたいと思います。合掌。

 

皆様も一週間おつかれさまでした。