高齢者福祉の充実を目指して・・・
世田谷の区議会議員の選挙活動のなか、その宣伝カーから
聞こえてきたアナウンス。
そういえば団塊の世代が定年を迎えると問題になっていたのは、
つい最近でしたよね
これをビジネスチャンスにしようと、高齢者をターゲットにした
ビジネスを考えるという勉強会に参加した事があります。
最初に浮かんでいたのは高齢者というと、どうしても福祉、介護
という方向に向いてしまう事。
でも最近改めて思うのは、60歳って全然元気という事。
60歳どころか70歳も80歳も全然元気という事だ。
40歳の若造が俺に何の手助けをしてくれるんだ?って感じ。
全然元気。
確かに自分がその歳になった時の事を想像したら確かにそう
だと思う。
という事もあってか冒頭のようなアナウンスを聞くと、なんか
ずれているような気がしてならない。
そこに注目して税金を使われてもなぁと思う。
建築でも手すりやバリアフリーなんてのが高齢者向けにおさえて
おきたいところです。
それに対して助成制度があります。
でも今、80歳代のお施主様の住宅を設計中ですが、
もし車いすが必要となったとしても・・・なんて説明をしていたら
車いすで生活するようになら、とっとと棺桶に行くよ
と言っていたのがとても印象的。
確かに特に事故でという話でなければそう思うのでしょう。
高齢者が全然元気。
元気がなくなった時のことばかりを考えない社会になって欲しいです。
今週もお疲れ様