前回転職の際に気をつけることを少し書いたのですが、
最近では副業やフリーランスへの転向が一般化してきました。
こちらもまた、いくつか気を付けないといけない点があります。
特に注意が必要なのは、「競業避止義務」の存在です。
会社によっては就業規則や雇用契約書の中に、退職後一定期間、同業他社での業務や自ら同様のビジネスを始めることを制限する条項が含まれている場合があります。
これは従業員が得たノウハウや人脈を活かして、元の会社に損害を与えないためのもので、一定の合理性があります。
また、副業においても、会社に無断で行うことで、就業規則違反となり処分対象になることもあります。
特に最近ではSNSを活用して副業や個人活動をするケースも増えており、情報発信にも細心の注意が必要です。
いずれにしても、「何をしてはいけないのか」「どこまでが許容されるのか」を事前に確認しておくことが、トラブルを未然に防ぐ鍵となります。
ご参考になれば幸いです。