昨日の雨で、広い範囲で停電が起き、生活や仕事に影響が出たとの報道もありました。

こういう予期しなかった出来事は、防災の教訓として多くあります。

ただ、これから先は停電だけを考えておくのでは足りないと感じています。

今日は、電磁波・電波領域にも想定外を含めた対策が必要であるとの観点から考えてみたいと思います。





昨日の停電から見えるもの



  • 大雨や雷などの自然現象が電力インフラに直接ダメージを与える
  • 電線や変電所、電柱などの設備が浸水・破損・短絡などで機能を失うことがある
  • 停電によって情報通信も止まる(インターネット、携帯、データセンターなど)
  • 医療機器など、電源が絶対条件のインフラにリスクがある



これらは比較的「予想可能なリスク」です。ところが、そこに「電磁波による二次的被害」が重なったとき、“想定外”が“想定すべきもの”になってしまいます。





電磁波・電磁シールドの必要性とは



電磁波被害として考えられるものには:


  • 雷などで発生する強電磁パルス(EMP)や過電圧による機器故障
  • 通信設備やネットワークがノイズで誤作動・停止するリスク
  • 情報漏えいや誤動作によるセキュリティリスク
  • 太陽フレア等の宇宙由来の電磁現象による広域障害  



こうしたリスクが、停電など“物理的な被害”と複合すると、復旧・被害対策が格段に難しくなります。


これに関してはまだ日本はもちろん、国際的にも十分とは言い切れない状況も垣間見えます。

自然災害は年々激甚化・頻発化しています。

未だ認識しきれていない被害を“想定外”として終わらせないために、私たちは備える範囲を広げなければなりません。


もしよろしければ、この件について皆さんの地域や企業ではどのような準備をしているか、コメントで教えてください。