行政書士の石川です。
今日は、渋谷区の「HerRise 起業家支援プログラム」でお話しさせていただいた内容を、コラムとしてまとめてみました。

 

起業やスモールビジネスにとって、補助金は「夢を後押ししてくれる資金」です。
しかも返済不要。でも、正しく申請しないと“通らない”のも現実…。

 

このブログでは、

・補助金ってそもそも何?
・どんな補助金があるの?
・採択される申請書の書き方
・NG例と改善ポイント

を、わかりやすくご紹介します!

補助金ってなに?

簡単に言うと、返さなくていいお金(=資金援助)です。

補助金は「投資資金」として捉えるのが◎。
国・都道府県・市区町村・財団など、いろんなところが募集しています。

ただし条件があります。それは…

 

“論理的で具体的な事業計画”が必要!

おすすめ補助金3選(起業フェーズ向け)

  1. 小規模事業者持続化補助金
     → 最大50〜200万円
     → チラシ制作、HP開設、設備導入に使える!

  2. 東京都創業助成事業
     → 最大300万円
     → 東京都での起業ならこれ!

  3. 海外展開支援(JETRO等)
     → 最大500〜1000万円
     → 輸出や海外拠点開設を狙うなら!

通る申請書の“3つの鍵”

  1. 独自性:他と何が違う?

  2. 市場性:データで語るニーズ!

  3. 効果性:補助金を使って“どう変わるか”

ポイント:「情熱」だけでは通りません。数字と構造を意識して!

よくあるNG申請とその改善

項目 NG例 OK例
事業概要 「便利なITサービスをやりたい」 「AIを活用した在庫管理SaaS」
市場ニーズ 「困ってる人は多いと思う」 「中小小売業の68%が在庫課題を抱えている」
差別化 「新しい発想」 「他社はExcel、当社は自動化SaaS」
金額内訳 「100万円くらい使う予定」 「開発30万、広告20万、機材15万」

事業計画に書くべき内容

  • サービス内容

  • ターゲット顧客

  • 市場規模(できればデータ付き)

  • 売上モデル(月額課金・単発など)

  • 具体的な費用(広告、設備、人件費など)

  • 補助金対象経費の合計額

これらを“ストーリー”としてつなげて書けるかがカギ!

対象経費の例(小規模事業者持続化補助金)

  • 機械装置(パソコンなど)

  • チラシやパンフレット制作費

  • ウェブサイト・ECサイトの開発費

  • 展示会出展費

  • 旅費(販路開拓)

  • 新商品開発費

  • リース料

  • 外注費(専門家への依頼など)

まとめとアクション

🔸 補助金は“責任ある成長資金”
🔸 成功例の「構造」を真似する
🔸 「全体像」と「お金の使い道」をセットで伝える
🔸 わからないことは支援機関に相談!

 

申請サポートも行っています!

2026年1月からは補助金申請の支援は行政書士のみ可能となります。
申請をお考えの方は、お早めにご相談ください!

📨 ご相談はこちら:
徳川綜合法務事務所 CCMOコンサルティング(行政書士 石川裕也)
ccmoconsutling@gmail.com

 


起業や新しいチャレンジを補助金で後押ししたい方は、お気軽にコメント・DMしてくださいね!