NDA(秘密保持契約)の重要性と作成ポイント

 

 

本日はかなり重要なはずなの軽視されているもの、、、、

 

ビジネスの現場では、業務委託や共同開発の前段階で、機密情報をやり取りする場面が増えています。その際、信頼関係だけに頼らず法的に情報を守る手段として不可欠なのがNDA(秘密保持契約)です。

 

NDAは、相手方に開示する機密情報について、第三者に漏洩しない義務を課す契約であり、違反時には損害賠償請求の根拠ともなります。

 

1)機密情報の定義

2)目的外使用の禁止

3)保持期間

4)違反時の対応など

必要不可欠な条項があります。

 

特に情報の範囲を明確に定義し、「書面による情報に限る」「口頭でも確認すれば対象とする」など実務に即した規定を設けることが大切です。

 

また、秘密保持義務の対象者を明確にし、グループ会社や下請業者にも適用されるか、実効性のある契約かを見極める必要があります。

 

最近の働き方の多様化の影響もあると思いますが、誰までを対象者とするかが論点となることが非常に増えています。

また、オンライン商談やクラウドを介したやりとりも増えているため、技術的管理策もセットで考えるとより効果的です。

 

契約書の雛形をそのまま使うのではなく、案件の特性に応じて柔軟に修正・交渉することが、情報漏洩リスクを最小限に抑える鍵となります。

 

NDAについてお悩みなどある場合はご相談ください。
適切な形への変更アドバイスもさせていただいています。

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