会社法と出資②
さて、今回は会社法と出資について。
昨日も株式投資、取得、出資がらみの相談を受けました。
持たれている方も多いかと思いますが、よく聞く、売買されている株は「公開株式」と呼ばれるものです。
これに対して、上場していない会社の多くの株式は「非公開株式」などと呼ばれます。
公開株式は売却は容易ですが、非公開株式は非常に大変です。
というのは、いくつか理由があります。
株主総会や役員会の承認を受けなければならないなど、公開株式と比べて譲渡に制限があるため簡単には投資金額の回収をすることはできません。
手続きがかなり大変なことがあるのです。
また、それらの中には種類株式というものが存在します。
ですので、株式といってもよく確認しないといけないことも非常に多くなりがちです。
例えば議決権制限付き株式などが典型かと思いますが、これは、株主としての決議について参加できないことがある株式ということです。
参加制限の形は色々あるのでそれも具体的に確認が必要となります。
ちなみに、権利制限がないものを普通株式と言います。
何のためにその株を持つか、ということは考えなければいけませんね。
株を買ったけど、希望通りの効果が得られなかった、ということはしばしば相談を受けます。
株にも種類があることは覚えておくと出資や投資でも失敗は少なくなるかもしれませんね。
今日も最高の1日を、
Good luck!