会社法と出資③20210607
引き続き今回は会社法と出資について。
前回も確認しましたが、普段売買されている株は公開株式と呼ばれるものです。
公開株式は売却は容易ですが、非公開株式は非常に大変です。
しかし、一方で、本来的に少額の資本をたくさん集めて事業をするということを想定したのが株式会社です。
従って、会社設立時には、株式を持って欲しいとの相談を受けることもあるかと思います。
このパターンが、投資詐欺でよく使われるパターンです。
私も過去に何十件も会社のオーナーにならないか?
と言って投資を持ちかけられ、ありもしない会社の株を買わされたり、倒産が確定している会社の株を買わされたりなど、様々なことをされてしまった方を多数見てきました。
法改正後、株式不発行の原則もあり、基本的には株式は目に見えません。
ですから、余計に手続きを踏むことと確認をすることが必要です。
謄本と定款と株主リストと税理士が関与した決算書、あとは口座残高を見ることが最初でしょう。
これがわからないのであればそもそもおかしな話ですね。
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