親権を取るためには?
これまで様々なケースを見てきましたが、驚いたケースをいくつかご紹介します。
1、アル中で食事を作ることなどもしない母親
だいぶ前の事例なので今はそんなこともないかもしれませんが、養育費を取るためなのか、女性側が親権を主張されたということです。
子供達もまだ小さく、その当時母親の方にいたいということだったので、それが優先されたのかもしれません。
が、養育費などは全てアルコールとギャンブルに使われ、子供達はまともに食事も取れていない状態であることが判明しました。
父親が親権を取ろうとしましたが、母親の持っている親権が優先され最終的に母親が子供を見れない状態になり、施設に行くことになるという。
この例は非常に驚きましたが、このような状態の親にでも親権が認められることがあります。
これは特殊な例かもしれませんが、同様の事例は想像以上には多いです。
それだけ女性側が強いということでしょう。
最近は少しその傾向も変わってきているように思います。
本日新聞の一面でも出ていた父親の育児休暇の取得に関するものなどは、子育て、養育が母親が主に担うということではないということの表われでないかと思います。
親権についても少しづつ変わっているように思います。
それでは、結局どうしたら親権が取れるのか・・・・・
簡単に言えば、実質的にも形式的にも主に養育をしていると見られるあるいは思われる側に親権が認められやすいと言えるかと思います。
私は裁判に関わること自体はないのですが、裁判をするのかしないのか、裁判をやろうと思ったけどやめたからこうしたい、などという相談を広くお受けすることがあります。
その際にはやはりこのようなことを意識した上で、自分が親権を取れるかどうかということをイメージすることは非常に有用かと思います。
悩まれている方はご参考に・・・・