みなさま、春らしさがすこしずつ終わりを告げるような日々になりましたがいかがお過ごしでしょうか?

最近、離婚の相談が非常に増えております。

以前、離婚に関しての説明を載せたことがあるかと思いますが、
裁判によって離婚するということは一割程度です。


そう考えると実際裁判になるものが少ないということがおわかりいただけるかとおもいます。

また、離婚においては必ず、裁判の前には

 

「調停」

 

をしなければなりませんが、
ここで調停員等との話の中で、裁判をすることをあきらめる人が非常に多いのです。

裁判には非常に大きな労力と時間、お金がかかります。

そしてそこで得られるものはといえば、、、、、

 

何があるでしょうか・・・


どうしてもやっておかなければ!というものであってもそれにかかる費用と時間と労力を考えて見ると、本当にやるべきかどうかということは変わって来ることは多いように思います。


また、離婚の場合には、さまざまな要素が複雑に絡み合っているため、
本来的には裁判にはあまりなじまない類のものではないかと最近は感じます。


感情的なものが原因で離婚するという場合は、金銭がどうという問題ではないようです。

 

鬱のような状態になっていらっしゃる方も非常に多いです。

法律上解決できるものでも、裁判となると、法律的には強引に判断というか線引きをする、というだけで、
当事者の思う解決ができるか、というのはまた違う問題です。

ただ、確かに、財産に関して、連帯保証人になっているなどの事情がある場合、車の名義変更、養育費、慰謝料の問題など、離婚する前に解決しなければならない問題は意外に多いものです。


私も10年以上様々な相談を受けています。

離婚をする前にももちろん、離婚をしたくない方たちにも多くの事例を基に円満な婚姻生活のサポートなどもしております。


悩みがあったとき、相談先に困ったときにご相談いただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。


徳川綜合法務事務所 
石川裕也