【お墓に関する話、、、祭祀承継】

 

私がお寺にいた経験があることを聞いたことがある方は多いかと思いますが、今回はそんな経験からよく思う相続関係で問題になる件を。

 

祭祀についてです。

つまりお墓に関することです。

 

主には「誰がお墓を見るのか」という類の話ですが、昔と違い今は家督相続ではないため、相続時に誰がお墓の管理含めた祭祀を決めるということが多いようです。

ただ、なかなか決められないこともあるので、これも含めて遺言を作っておくことは非常に意義があることだと思います。

ただし、遺言は途中で破棄放棄されることもあります。

 

とはいえ、結局誰がやるのか決まらない場合には、最終的に裁判所が決めるということになるのですが、、、、

 

祭祀のカタチも様々になっていますので、もし自分の家がどういうカタチかわからないのであれば気にしてみても良いかもしれませんね。

 

そして、また別の話なのですが、先祖のお墓があるのかないのか、どこにあるのか、誰が管理することになっているのか全く知らない方が意外と多くてびっくりします。

 

相続は、生きている人だけの問題ではないことも忘れないようにしましょう。

 

ついでに、お墓の処理について、

お墓を管理する人がいなくなるとどうなるか知っていますか?

お墓もだいたい借りているものなので、例えばお寺であれば、お墓を整地するとこが必要になります。

石屋さんにもよりますが、お墓の解体などで数十万円はかかってしまいます。

さらに、改葬許可証などの手続きが必要である場合もありますし、お墓の返納料もあることもあります。

 

何れにしても100万円単位でお金がかかることもざらにありますので、このお墓の処置についてはよく考えていることもとても重要です。

 

今でもたまにお寺さんからも相談あります。

 

考えたことがない方は一度考えてみることを勧めします。

 

明日も最高の一日を、Goodluck!

 

CCMOコンサルティング

徳川綜合法務事務所

ISKMA llc 

 

石川裕也