【顧問士業の使い方】
勤労感謝の日、
読んだだけでは趣旨が良くわかりませんが、キリスト教的な観点なのか、仏教的な観点なのか、神道的な観点なのか、それだけで意味合いが変わってしまいますね。
その辺はどれでもいいかと思いながら、心の機微を感じることは大切にしたいと思う今日この頃です。
さて、昔からなのですが、顧問の弁護士、税理士、会計士、社労士などがいるにもかかわらず、なぜか大手上場企業も含め役員や監査役などから相談をいただきます。
理由としては、私の専門が横領対策や産業スパイ対策、情報漏洩対策、ハニートラップ対策などリスク回避全般であるからかもしれませんがそうでないケースにおいても
「なぜそれを私に聞くの??」
ということが非常に多いです。
そういうことが増えると顧問弁護士がいるにもかかわらず私が顧問になるということがおき、弁護士から煙たがられたことも何度も経験しています。
最近は知り合いが顧問士業にいることが増えてきているのもあり、仲良く協業しやすいケースもありますが、仕分けをしきれない時にはセカンドオピニオンチームを作るようにしています。
士業の方たちで、顧問についている方々がやることは定型的というか、いわゆるその士業が昔からやっていたことをやるだけなので、社内で巻き起こる様々なリスクに対応するということはやる気もないし能力もないし経験もない、場合によっては時間もないのです。
まあ株主みたいなものですね。
ここ数年でだいぶ変わってきたような感じはしますが、多くの場合は、俯瞰的に社内の状況を確認し、整理し、適当な対応ができる専門家に振り分けるというのは得意分野でないのでしかたないです。
これはパートナーとして関与していただいている顧問をたくさんやっている弁護士の方達と話しても同じ見解が多かったです。
法務総務労務人事経理などで、把握できることを早めに察知し、問題が大きくなる前に対応ができればいいですが、通常業務を対応できてもそうでないことの対応はできないですし、多くは責任を負いたくないのでやりません。
社内で顧問に相談できるための仕分けをする部署がおそらく危機管理をする部署になるのですが、日本企業は危機管理意識が世界的に見てもやはり底辺なので、オリンピックを機会に見直しをはかっていますね。
コーポレート、ガバナンス、コンプライアンスなどというワードが出てくる場合には最近は何かしらの形で関与させていただくことが増えてきています。
健康経営もその一環ではないかと思っていますが、コンプライアンスを高め、それに対応することができるための、業務効率化ができる部署が必要です。
ないかとは思いますが、社内にこのような部署がなければすぐに作ることをお勧めします。
私は開業当時からやっていたので当たり前だと思っていましたが、もしその対応策や部署づくりにお悩みの方は弊所または弊社へご相談くださいませ。各士業と連携を含めて最適な対応策を提供させていただきます。
今日を最高の一日を!
goodluck!
CCMOコンサルティング
Creed会計事務所
徳川綜合法務事務所
ISKMA llc
石川裕也