【知らないと怖い後見制度】

相続問題、施設入所の問題、事業承継の問題、

様々な立場、事情の中で非常に大きな壁になるものとして後見制度があります。

私自身、長いもので10年ほど後見をしている事案があります。

たまに、後見制度を使わないとどうにもならないような事案に遭遇します。

ただ、それをするとのちのち後悔してしまうことが多々出てきてしまいます。
使いにくい部分もあるのです。
メリットデメリットというか、、、

つまりどういうことかと言いますと、財産を「本人のため」にしか使えなくなります。

これがかなりの曲者です。かなりというか理解できないくらいのものです。
例えば今までやっていた本人のための支払い関係が全くできなくなったり、予定していた買い物が買えなくなったり、その他様々な日常的だったことについてもできないことが増えます。

また、積極的に財産を守る、改良を加えて利回りをあげるようなこともできなくなります。

これを理解している方はまだまだあまりいないようで、安易に後見制度を使って、後悔してしまう例も散見します。
法の専門家でも、経営については素人であることが多いことが原因かと思います。

相続でも、入所についてもあるいは事業承継の際にもよく検討することをお勧めします。

こんな時に信託やファミリーオフィスはいいんでしょうね。

今日も最高の1日を、good luck!

CCMOコンサルティング
徳川綜合法務事務所
ISKMA LLC 
石川裕也