【危機管理コンサルタントが見た、起業のダークサイド】
世に出る起業ストーリーの大半は、成功譚と小ネタ程度の失敗談が中心ですが、表に出ない生々しい問題も数えきれないほど起きています。
多くは口外されないため、悪い輩は「消毒」されず次の餌食を見つけ、「自分は大丈夫」と信じている「賢い」人々が次々闇に墜ちていきます。「一流大学」卒の大企業サラリーマン出身者が、想像を超える事態に直面し、追い詰められて冷静な判断力を失うことが、当たり前にあるためです。
そこで、リスクコンサルタントとして様々な起業家や会社の「特命業務」に裏方として従事・精通する行政書士X氏に、起業家が直面する様々な修羅場の具体的事例をお話頂き、なぜそうなったか、どういう対策をすればよかったか、という示唆も含めてお話します。※会社や人物は特定されないようにします。。
他では恐らく聞けない役に立つお話ですので、これから起業する方は勿論、上場準備の際に爆発する地雷もあるので、既に何年か経営されている方も、気になる方はぜひ。
◆講師:X 氏(危機管理コンサルタント、行政書士)
慶應義塾大学法学部卒業後、行政書士資格を取得し、法務務事務所を開設。リスクマネジメント業務を得意とし、各種士業者とも連携し、予防法務、知財防衛や情報漏洩対策、反社会的勢力排除、コンプライアンス体制確立などを行う。 危機管理コンサルタントとして、大手企業からスタートアップまでの様々な表に出せないトラブル処理や、その予防策の立案・運用に携わり続けてきたことを通して、企業や人の、必ずしもきれいごとだけではない本性の部分(ダークサイド)を見続けてきた。
◆開催概要
日時:8月9日(金)19:00-21:00 *開場18:45
会場:Clipニホンバシ(日本橋本町3-3-3 1階)
三越前駅A10出口 3分、総武線 新日本橋駅 1分
https://www.31ventures.jp/ventureoffice/clip-nihonabashi/#access
定員:40名
参加費:3,500円(Peatix事前決済)
<他の起業のダークサイド・イベント>
8/3土 17:00-20:00 修羅Bar @麦ノ音 (歌舞伎町)
https://www.facebook.com/events/2317489815011125/
備考)
〇お申込み・キャンセル関連
・Peatixでの事前決済にて正式申込と致します。
・キャンセルは以下の期限までにPeatixのメッセージにてご連絡下さい。
【開催2営業日前の23:59】
・Peatixの機能でチケットを他の方に譲渡することも可能です。
・ご不明な点等ありましたら事務局までメッセージ下さい。
〇その他
・領収書が必要な場合はPeatixにて発行下さい。
・当日の内容は撮影し記事化する場合があります。
==ダークサイド・トピック一覧==
※1〜2時間やそこらでは全ては語りつくせませんので(笑)、当日参加者の希望や質問等に応じて、下記の幾つかの詳細をお話しするトークセッション形式となります
<人(または修羅)にまつわる話>
○ビギナー起業家に寄ってくる修羅
・起業家の生き血を啜り歩く「顧問屋」
・無駄に話がデカいが具体性がない「連続起業家・エンジェル」
・「離婚を想定しない結婚」の結果としての、創業者間の修羅場(株主間契約)
・信用して一緒に頑張ってきたはずの「仲間」によるクーデター(実は、相手は元々そのつもり)
○「投資家=お金を増やしたい人」という基本を忘れると陥る魔界(投資家)
・会社に内緒の個人事業と競合する投資先を、裏から潰しにかかるキャピタリスト(金の管理は厳しいが人の管理はゆるいVCもある)
-投資先を危機に陥れる裏工作をしておいて、救済買収を提案する、エンジェルという名のデビル
-次ラウンドでは会社を手放すしかなくなる地雷入り出資契約を平然と提案するVC
○修羅をバスに乗せてしまう話(従業員)
・ショーンX(元GS社・Mc社・ハー○ード卒を称する詐欺師)
・信用力UPのために「顧問」にした人が、信用ではなく負債をこっそり増やしていた話
・免許剥奪されたことを隠していた元士業者
・ヘッドハントの持参金としての情報漏洩(顧客情報、非公開の知財、企画)
・実はホセインさんだったモハメドさんを雇ったために刑事罰を食らう(外国人を雇う落とし穴)
・ハラスメントゴロに示談金を払わせられる話(労務)
○起業と泪と男と女
・何で稼いでるか分からないけれどSNSがキラキラしている「プロ○○」にキン○○を握られる
・奥さんや彼女が手切れ金がわりに仕掛けるハニートラップ
・投資契約という名の愛人契約
・男女関係の地雷が爆発して上場が飛ぶ
<人を変えてしまう、お金の話>
○「既に死んでいる」資本政策
・多分IPOができない持ち株比率
・何もしてないの株主から株を買い戻せない
・後で損害賠償となる地雷ストックオプション
○人を信じることとチェックが甘いことを混同していると陥る魔界
・契約や証拠保存を怠り売上を踏み倒される
・皮膚科医に脳外科手術をお願いするような士業・顧問選びの間違え方
・経費が認められず税金を払わなければならなくなる話(税理士選び)
・一部上場企業の経理担当が横領用の入金口座を指定してくる
・取り締まられたCOOはチーフ横領オフィサーだった
<事業、その他の話>
・修飾語を削ると「誰に何を売るか」が分からない事業計画書
・事業目的に漏れがあって許認可が取れず死ぬ話(定款)
・パテントトロールやパクリ屋に本家が負けてしまう知的財産の落とし穴
・起業してすぐなのに「芸能人が取材に行きます」という電話が来るカラクリ
(無知と不安につけこみ舞い上がらせるプロモーション業者)
・実は身近にありふれている、「いい人」にしか見えない反社会的勢力
・当世産業スパイ図鑑(社員・派遣、取引先、共同営業、業務提携先、など)