リスクと危機管理のススメ

リスクマネジメントについて毎日お話させていただいていますが、複数の会社を経営されている方は、しばしばマネジメントで悩まれることが多いようですね。
最近はおかげさまで上場準備の会社様からのご相談ご依頼も増えています。

別々の会社でも関連する事業が関わっている時よりそれが起きやすいようです。

代表が一緒でさらに本店が同じということもままありますが、複数社を動かす場合にはできるだけ責任の所在が分かりやすくなるよう、入口出口(特に個人情報などの情報について)を分けた方が良いです。

まとめて一括管理ができる特殊な方法があるのであれば良いですが、そんなものないので、どの会社かで不祥事や問題が起きた時に一気に関連会社全体に影響が及ぶことも少なくありません、

その際に通常業務が止まり、大きな損失が起こることが引き金になって事業縮小、廃業となるものも多く見ています。

無駄に分散させることはする必要はないのでしょうが、管理やリスクマネジメント(パワハラセクハラなどの人事関係、それらを防ぐための福利厚生の充実、社員の家族へのケアなどを含みます)に少しだけ力を入れるとまた見えてくるものもあるかと思います。

確かに、起きていないことを数値化して認識するのは難しいかもしれませんが、保険加入などはしているんですよね。
何かちょっと違う気がします。
リスクマネジメントを謳うセミナーではリスクマネジメントの話はほとんどされていませんし・・・・

このアンバランスを企業の防衛でのリスクマネジメントということを広く導入して頂ければと思います。

顧問弁護士などをつけるというのも良いでしょうが、その選び方も丁寧にした方が良いと思います。

そんな士業の選び方のアドバイスもしています。

契約書、組織再編、上場準備、上場支援、監査、M&A、事業承継、新規事業立ち上げ、産業スパイ対策、情報漏洩対策、コンプライアンス強化、法務部強化なども