契約について思うこと
先月から20社ほどから契約書に関する相談を受けていますが、多くの方が相手に譲歩しすぎている方が困っているというように感じました。
相続案件でもそうですが、良かれと思って、とやったことがことごとく裏目に出ているように感じてなりません。
契約書には感情を入れるべきでないですね。
もし入れるなら、そんなもの作らない方が良いです。
多くの方が一度は記入する契約書、婚姻届には感情的なものは一切入っていないのではないでしょうか。
無機質な、機械的なものであるように思います。
本来そういうものかと。
もっと言えば、契約書は、守ろうと思う人同士が作ってこそ意味があります。
そもそも守るつもりがない人と作った場合には、守るつもりがあったという、偽証でなかったことの材料になるだけです。
誠実でない人ととは作ったところで何の役にも立ちません。
また、関連して言えば、詐欺の立件も非常に難しいので、契約書があった時点で詐欺であることの立証も非常に難しくなる部分もあると感じています。
思えば、十中八九という言葉がるように、誠実に真面目に一生懸命やっていてもほとんどがうまくいかないのです。
それから考えれば約束事自体がナンセンス、また、もっと言えば、法律なんてほとんど意味がないんです。
一応日本も形式的には法治国家なので、法律を守ろうとする人は国が何となく守る風のことをしてくれますが、いくらでもそんなもの曲げられます。
確かに、裁判で訴えられたなどということがあれば驚くこともあるかもしれませんが、払わない人は払わないですし、恥を知っている人だけが約束を守ろうとするというように思います。
自分がいったことも忘れている人も多いですし、恩を仇で返す人も非常に多いように思います。
そもそも、恩を仇で返すような人がいるから法律のようなものが必要で、そういう人がいなければ法律なんていらないんでしょうね。
未だに人と関わらないのが一番いいなと思うことも多いですが、一人で悩んで苦しんでいる方が少しでも減ったらいいな、ということと、生きてて楽しくない人が楽しいと思える世界を作ることに貢献できればいいなと思いながら今日も生きてます。
自分もできていないことがたくさんあるので、よく叱られますが、そう言ってくれる方々に感謝しながら、より良い、楽しい世界を作るよう邁進していきます。
今日も最高の1日を、
goodluck!
CCMOコンサルティング
徳川綜合法務事務所
TK総合研究所 会員
