【もう今月で開業9年目】
というのは私の初めての顧問先の話。
当時私も開業して一年たってない状態で、何をしてよいかわからず
「とにかく人に会おう」
一日に100人単位で人に会っていました。
リーマンショック直後だったので私がやっていたことも倒産回避や未払い給料の請求などを含め行政書士として王道でない書類作成ばかりやっていました。
経験も知識もあまりないのでその当時は寝ずに働いて、しかも相場や請求方法、ビジネスマナーも知らず、時給100円レベルで様々な対応をしていました。
犬猫探しまで頼まれたこともあり、もはや何屋かわからない状態・・・・
そんな中、当時都内に来るたびに家に泊まらせていただいていた社長が富士宮に遊びに来るということで白糸の滝をみて焼きそばを食べるというある意味王道コースの後、バイクのレーステクニック講習会の見学に行きました。
その際取材か何かできていた方が、昔からの知り合いを除いた最初の顧問先になりました。
たまたま同じ年で、転職を考えているなどという話になりました。
今も変わらずですが、私は初めてあった人に
「何をやりたいの?」
と聞く癖があります。
その時も彼に聞きました。
すると、昔やっていたレース用のバイクなどのデザインや塗装をやりたいということでした。
「ユーやっちゃいなよ!!」
という感じで煽ってしまいましたがその少しあと、
彼は当時千葉に住んでいたのですが、相談したいということで当時の彼女(今の奥様)と一緒にわざわざ千葉から富士宮まで訪問してくれました。
事業計画などもうかがいながらですが、何もわからないので、いくつかお願いしたい、といわれ資金調達にかかわる部分を含めて顧問としてかかわらせていただくことになりました。
顧問って何するのと思いながら思いつくことはできるだけやっていました。
もともと彼の技術は素晴らしかったので心配はしていなかったのですが、いまでは国内では彼しかできないので順番待ちの依頼が来るほどの状態になっています。
それとは別に、世界の有名な博物館に置くものの仕事をいくつもいただいているのでそんな話を聞いた時にも驚かされました。
あまり気にしていなかったのですが付き合い始めてかなり長いんですね。
彼の初めての就職が塩づくり職人。
きわめてレアなケースかと思います。
これからもやりたいことをやれるように体制を整えるアドバイス支援そしてそのためにできる危機管理と回避をサポートしていきたいと思います。上場支援も本格的にやっていこうかと。
めちゃめちゃ空青いですね。
それでは皆様よい週末、連休を。
Goodluck!