鍋倉山バックカントリースキー | 旬を楽しむ!

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1月28日 

 鍋倉山は、以前から気になっていて、一度滑ってみたいと思っていた山でした。前日に、スキーヤーズプレイスのRYUさんに鍋倉山を案内していただきました。リフトを使わないフルハイクの山でとても楽しかったので、翌日、同じコースを一人で滑ってみました。

 

ここからスタート。テレマークビンディングは、ケーブルが切れまくるG3タルガアッセントとお別れし、ボレーのスイッチバックに付け替えてから初めての使用です。タルガアッセントでは、いつ遭難するかわかりません…

 

葉痕がヒツジに見えることで有名なオニグルミの冬芽。ハイクの途中でこんなかわいらしいヒツジちゃんに出会えたらうれしくなっちゃいます。

 

所々にクマ棚があります。クマが枝を折って実を食べたあと、その枝を尻に敷いたものです。のんびり食事をしている姿を見てみたいものです。

 

歩いてきた道を振り返ると、朝の光にトラックが輝いて見えました。

 

オオカマキリの卵嚢。極寒の中、ふわふわのお布団にくるまって春を待ちます。

 

向こう側に走り抜けていくノウサギの足跡。斜度変化にもうまく対応しています。滑っている途中でこういう地形に出会うと、私は、必ず雪に突っ込んでこけてしまいますが😅

 

さて、いよいよ登りです。ヤセ尾根を登っていきます。昨日登ったトレースが薄く残っていますが、この日は、まだ誰も登っていないようです。

 

「雪虫」と言われるユキクロカワゲラの一種。雪の上にある植物の破片や藻類を食べているそうです。バックカントリースキーではおなじみの昆虫です。

 

鍋倉山はブナの山。そして、ヤドリギがたくさんあるのも特徴です。

 

すると、「チリリ、チリリ」と鳴きながら30羽ほどのレンジャクが飛んできました。スマホしかなかったのが残念。でも、多くのヤドリギがあるのは、レンジャクがたくさんやって来る証拠でしょう。前日には会えませんでしたので、ラッキーでした。

 

静かなブナの森を独り占めして登っていきます。

 

おや、こんなところにトナカイの角が(^^♪

 

標高を上げていくと、ブナの木の枝が白くなってきます。

 

少しガスが出てきて、幻想的な雰囲気に。

 

3時間ほど歩いて、やっと山頂に到着。晴れていれば日本海が見えるはずですが、真っ白…

 

こんな素敵なブナの森の中、ノートラックのパウダーをいただきながら滑っていきます。「ヒョー、ヒョー」と思わず声が出てしまいます。

 

楽しい滑りはあっという間。あとは、藪に気をつけながらトラバース。

 

滑ってきた山を振り返ります。

 

無事、下山しました。新しいビンディングも使いやすかったです。もう1本のパウダー板もボレースイッチバックに替えようっと。滑っている途中でケーブルが切れるのには、もうこりごりですから。

 

この日のルート。

 

 

 

静かなブナの山。とても気に入りました。また訪れたいと思います。


【23/24滑走記録】

・ゲレンデ 7日

 舞子1 石打丸山1 白馬乗鞍温泉4 栂池1

・バックカントリー 3日

 八方押出沢1 鍋倉山2