毎年6月に行われている兄と弟の購読コミック大賞の上半期大賞が、先日の21日に決定いたしました。
【兄と弟の購読コミック大賞とは】
ブログ主(兄)とその実弟が趣味のコミック集めが高じて始まった、
その時期呼んだ作品で面白かったものは何かを決め、勝手に讃えるという趣味企画である。
いつもせいぜい5~6作品から決めているのに本年度は14作がノミネート!(上記画像)
上半期は「優秀賞」を1~2作「最優秀賞」を1作だけ決めるというルールなのですが、
あまりにも粒ぞろいのため、審査は難航を極めました。
結果!
優秀賞その1
- 王様達のヴァイキング 4 (ビッグコミックス)/小学館
- ¥596
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優秀賞その2
- 僕だけがいない街 (4) (カドカワコミックス・エース)/KADOKAWA/角川書店
- ¥605
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そして栄えある2014年上半期最優秀賞は―、
最優秀賞
- ミリオンジョー(1) ~(3)(モーニングKC)/講談社
- ¥637
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成りすましサスペンスのミリオンジョーが最優秀賞を獲得しました!
あらすじ
初版部数500万部を売り上げる社会現象を起こすほどの超人気漫画作品「ミリオンジョー」
その作者である真加田恒夫(まがた つねお)が連載中に急死。
担当編集である呉井(くれい)は、続きを楽しみにしているファンのため、
作者の死を隠蔽し連載を続けることを決意するが―。
展開がスピーディーでとてもスリリング!
事態がどんどん泥沼にハマっていくのは読んでいてとても怖くなる。
弟をして、一週間続きが気になって仕方ないからリアルタイムで連載を追えなかったと言わすほど。
全3巻ではあるが、よくまとめられていて逆にこの構成で完成されていると思う。
一部キャラクターのその後が気になるところはあるが、一気に読めて後読感も悪くない。
本作は最優秀にすぐ決まったという裏話があり、逆に優秀賞がなかなか決まらなかった。
今回の優秀賞の決め方はあえて普段行わないランキング式で決めた。
ミリオンジョーを加えてトップ10として決定したランキングが以下の通り。
兄
1位 ミリオンジョー
2位 僕だけがいない町
3位 王様達のヴァイキング
4位 ワールドトリガー
5位 アキンボー
6位 ワカコ酒
7位 ライアーライアー
8位 テラフォーマーズ
9位 ヴァニラフィクション
10位 少年Y
弟
1位 ミリオンジョー
2位 王様達のヴァイキング
3位 僕だけがいない町
4位 ヴァニラフィクション
5位 ワールドトリガー
6位 テラフォーマーズ
7位 少年Y
8位 ライアーライアー
9位 累
10位 亜人
お互いの2位と3位が優秀賞入りを決定した。
ただ4位以下も本当に面白い。
ひとまず本年の上半期が決定し、次は年末に行われる「下半期+総合年度大賞」です。
今回選出された作品以外も、新刊が出れば確実にノミネートされるであろう作品もいくつかあります。
今年完結する作品が「刻刻」と「狼の口」これは年末も楽しみです。
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