強き心は、時を超えて。



最近、MPがよく切れる綾切です。
みなさん、こんにちは!


原因はおそらく、
イオナズンの使い過ぎかな。



前回記事の続きです。
ファミコンの中で大暴れする
ゴリラとお兄さんについて書いてます。

良かったらこちらからどうぞ

ファミコンの日
ストリートファイター




では今日ご紹介します、
お奨めゲームソフトはズバリ!


「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」です。





1992年に発売され、
ドラゴンクエストシリーズの
第5作目にあたる作品ですね。
ドラクエⅤ、DQ5などと略されます。


父、主人公、子供の3代にわたる
壮大な大河ストーリーで、

「天空の花嫁」のサブタイトルのとおり、
主人公の結婚イベントが存在する異色の作品!



これもずっとやっていたような気がするなぁ…。

当時、バリバリのガキんちょだった僕は、
ゲームにすっかりのめり込んでいて、
このドラクエⅤの冒険に
まるで自分も参加しているかのような
ドキドキ、わくわくを感じていました。




まずは、

この物語の主人公についてですね。


パパス(父)と世界を旅してきた幼い少年。
紫色のターバンがトレードマークで
羊飼いのような姿をしている。





DQシリーズの主人公の中でも屈指の苦労人、
かつ一番長い人生が描かれた主人公です。

まさに山あり谷ありの波乱万丈の人生を送り、
進行に従って肩書きがコロコロ変わる。
(奴隷として労働を強いられた経験あり)

DQシリーズ主人公としては最も落ちぶれ、
最も幸せになった人であると揶揄される。

その結果DQ至上おそらく最年少、
かつ最年長の主人公だと言われている。


驚いたことに―――。


な ん と 、


勇 者 で は な い !


( 特殊な血筋こそ引いてはいるが )










続いて紹介するのは本作のヒロイン!

ビアンカです。(花嫁候補の1人)






宿屋の娘で主人公とは幼馴染。
性格は活発的だけど、
その分自分の女性らしさに気を使う一面も見られる。





そうなんです。

自分でも言っちゃってるけど
主人公より2つ年上の設定。

(※ただし、嫁に選んだ場合イベント内で主人公と同い年になる)


幼年期の性格はおてんばで正義感が強く、
2歳年下の主人公に対しお姉さんぶろうとする。
…が、本を読もうとして文字が読めなかったり、

若 干 空 回 り 気 味 。


青年期には幼年期の面影を残しつつ、
しっかりした大人の女性になったが、
幼年期より雰囲気が丸くなっている。


育て親はダンカン夫妻。
実子ではなく養子だがビアンカには明かされていない。

(※実親は不明だが嫁に選んだ場合は天空の勇者の子孫と判明する)



ってか、さっきから



―― 裏設定がすごい!!



いや、マジでホントすごい!



突っ込まずに入れないレベルですね。


ちなみに、公式上では彼女が
主人公の花嫁になっています。










続いて紹介するのは
本作もう1人のヒロイン!

フローラです。(花嫁候補の1人)






サラボナに住む富豪ルドマンの娘で、お嬢様。
主人公に一目惚れする。

おしとやかで心優しい女性だが、芯の強い面も持つ。
アンディという幼馴染がおり、
主人公が他の嫁候補と結婚した際は彼と結ばれる。


花嫁をビアンカにするか、
フローラにするのか
という

終 わ り な き 論 争 が

ファンの間で起きていますが、
フローラを選んだときの特徴を挙げていくと


①結婚式がカジノ船になる(PS2・DS)


②ビアンカがつかえない呪文(べホイミ、イオナズン)を使える。
 反面、ビアンカが装備できる強い防具を装備できない。


③ルドマン邸に無料で宿泊できる。
 また、旅の道中でルドマンからアイテムがもらえる


④子供の髪型が青になる。


⑤結婚してからグランバニア到着まで
 レベルが10から上がらず、あまり戦力にならない(SFCのみ)


⑥会話システムでのセリフの特徴。
 あまり怒らないが怒るときは怒る。
 やや天然で、高所恐怖症だったり幽霊など
 心霊現象が苦手だったりする。
 基本的に淑やかだが、たまにはっちゃける。
 主人公が踊り子など他の女性に
 妙なことをすると(風呂覗きなど)怒るが、
 山奥の村でビアンカに会いに行くときは寛容。
 主人公の事は妻となった後でも「さん」付け、
 もしくは「あなた」と呼ぶ。


⑦イベント時や最終決戦前のセリフで、
 ビアンカが嫁だった場合のセリフと
 対照的なセリフになってることが多い。


⑧ルドマンの指示で、やがて来る試練に備えて
 岬の協会で修業をしていたことが語られる。
 また、天空の盾はフローラが
 幼いころからずっとそばにあった物という、
 意味深なセリフが聞ける。


⑨アンディが踊り子と結婚している












続いて紹介するのは
ドラクエ史に名を残す伝説の男!
主人公の父親でもある、
パパスです。対義語はママス。





少年時代を主人公と一緒に冒険する。
世界中を旅しており、
ビアンカの父ダンカンとは知り合い。


序盤では主人公よりも
圧倒的に高いパラメータで敵を薙ぎ払っていく。
何故か2回攻撃で会心の一撃も出やすく、
気合ための特技が使え、
ホイミ、ベホイミなどの回復呪文も
覚えている万能タイプと言えるでしょう。

幼い主人公は父親の大きな背中を
見ながら旅をすることになりますね。


旅先の各地に友人がおり、
家を構えるサンタローズの人々からは尊敬され、
使用人のサンチョを従えている。

ラインハット国王とも面識があるなど、
一介の戦士としては不似合いな人望、人脈の持ち主。




ゲーム序盤の山場である幼年期のラストにおいて
ゲマ(敵)の手にかかり死亡する。

この戦いにおいても、
ゲマの部下であるジャミやゴンズを一人で圧倒していたが、
主人公やその仲間を人質に取るという
卑劣な手段により身動きが取れなくなり、
最後はゲマによって跡形も無く焼き尽くされた。
( あれは多分、メラゾーマかな? )

跡形もなく焼かれることから
1000度以上の高温であったと考えられます。


そして、死ぬ間際に放った断末魔の
「ぬわーーっっ!!」という叫び声は
語り継がれる伝説のネタにされている。







これがその名シーンですね。









なぜ二回言ったのかは謎!(声が響いてる感じ?)
テストに出るような大事なものとは思えない。


ドラクエでは、
ほとんどのキャラクターの最期の台詞が
敵味方・男女問わず

「ぐふっ!」

であるのに対し、
オリジナリティ溢れる断末魔の叫び
であることが話題を呼んだのでしょう。

多くの人のトラウマであり、笑いのネタである。


スーパーファミコン版では
「ぬわーーっっ!!」だけど

プレイステーション2版および
ニンテンドーDS版では
「ぬわーーーーっっ!!」になっており、
若干ではあるものの
叫び声が長くなっている。



さ ら に 、

パパスさんはすごい伝説を残している。


物語冒頭、
生まれたばかりの主人公に
名前をつけるシーンにおいて、
「トンヌラ」という余りにも
素敵なネーミングセンスを披露する。




このこともファンの間では度々ネタにされる。


ち な み に 、


プレイヤーが主人公を「トンヌラ」という名前にすると、
代わりに「サトチー」という名前を提案してくる。



うーん、やはり素敵なネーミングセンスだ。




彼の愛剣である"パパスの剣"は、
高名な刀匠によって
鍛えられた特注品とされているが、
攻撃力は"鋼の剣"より少し強い程度です。


パパスが跡形も無く焼かれたにもかかわらず、
焦げ目や傷一つ付かずそのまま残り、
そのうえ十数年も手入れされずに
放置されたのにも関わらず、
その切れ味が健在のまま主人公の手に渡る。

パパスの死後は
生き残ったベビーパンサー(本来、敵だけど主人公には懐いた)が
ずっと守り続けていたとあるけど、
それにしても―――。
いや、触れてはいけないとこなんだろう。


ちなみに、この剣を装備できるのは
パパスと血縁関係がある男性だけ!

つまり、主人公と主人公の息子の二人だけですね。







続いて紹介するのは
主人公の息子。(正確にはレックスという名)





彼は主人公の息子であると同時に


伝 説 の 勇 者 !


いや、そこは主人公にその座を譲ろうよ。





こんな感じで登場人物を紹介してきました。
まだ全員出来ていないのですが、
なかなか濃いキャラクターが揃っていますね。

久しぶりにドラクエⅤがしたくなってきました。




P.S.
パパス最期の言葉
「ぬぅわーーっっ!!」ですが、

実は・・・・

ファイナルファンタジー6の
"ケフカ"も同じ台詞を言う場面があります。