お気に入りのお皿が欠けてまったがね。 | A happy manual ~シアワセの説明書~

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お気に入りだった

CUNEのお皿が
欠けてしまいました。

 

以前、
マグカップを
割ってしまったときは
漆を使って継いだけど・・

 

そうです、
本来漆でくっつけた後

継ぎ目に
金色で装飾をする、
いわゆる”金継ぎ”って
技法です。

 

 

でもその時は

あえて金色の装飾を省き、
漆の上塗りで仕上げました。

 

 

 


その作戦が
うまくいったのは
マグカップが

無骨で

素材感たっぷり
だったからね。

 

今回、

白いお皿ですから、
そうはいきません。

もう一つ問題があります。

 

漆を使用した金継ぎは
電子レンジが

NGなんです。

そこで、
食品衛生上OK
電子レンジもOK
の接着剤を使用。

接着剤だけでは
強度が出ないため、
セラミックを混合する作戦。


で、
使用した接着剤が
タイドボンドⅢ。

FDA(米国食品医薬品局)が
食品への間接的な接触使用
について認可しているそうです。

 



セラミックの粉末は
陶器の欠片を

叩いて粉々にしても

できそうですが、
面倒なので

 

セラミックバルーン

 

を使用しました。

 

画材メーカーの

ホルベイン社製です。

 


この2つを
混ぜ混ぜして、

混合比は同量くらい?

適当で~すww

 

 

お皿の欠けた部分に
盛り付け、

 

 

2日間くらい放置し、
完全に硬化したことを確認後
削って形を整えます。



本来なら、
ここで金色の
装飾をするのですが、
お皿の雰囲気をKeepするため
銀色で装飾致しました。

APマーク対応の

アクリル系顔料です。
 

 

銀色が乾いたら、
160度のオーブンで
30分間加熱したら

完了!

 

 

 


欠けた部分が気になって

使えなくなっていた
お気に入りが

 

復活致しました♪

 

 

ちなみに、
このお皿で
ユッケを食べたことは、

 

 

 

 

あれせんがやww