以前、DAHONボードウォークに装着していた、
どれだけ振れ取りをしても、
ブレーキシューとのクリアランスが不安定なので
あきらめて倉庫にしまってありました。
久しぶりによく見てみたら
リムの内側に亀裂を発見!
ショック! ヽ(´Д`;)
正常な部分と比較して
亀裂の部分は幅が0.3mm以上広がってる・・・。
自然な状態でこんなんだから、
タイヤを装着して空気を入れれば
その圧力でますます広がってしまうでしょう。
なるほど、
これではいくらやっても
リムの振れが取れないはずです。
ヤッパあきらめないといけないのかな~?
。:゚(。ノω\。)゚・。 ウワァーン
じてんさの部品って高いヤツは高い。
カーボンホイールもピンキリで
メイドインチャイナのノーブランドの製品なら
けっこう安く買えるけど、
有る程度ネームバリューがあるメーカーの
ハイエンド製品ともなれば、
前後のホイール分の値段で
ホームセンターのママチャリなら十数台、
そこそこのスポーツバイクでも軽く数台は
買えてしまうくらいのプライスなのでゴザイマス。
だから、
このJAPANブランドBOMAのカーボンホイールも
もったいなくってネ。
とはいえ、
修理に出せば結構修理代が高い・・・。
ダメ元で
自分で修理してみることに致しました。
亀裂部分の補修にチョイスしたのがメタルロック。
なんか
的な名前・・・。
A剤とB剤を混ぜ使う接着剤ですが、
エポキシ系ではなくアクリル系の接着剤です。
以前もカーボン製品の補修に使ったことがあり、
けっこう頼りになるヤツでございます。
A剤はちょっと黄ばんだ透明、
B剤は真っ黒。
ABをよく混合して、
亀裂部分に注入します。
最初は粘度が少なくて垂れてしまうけど、
うまく亀裂部分の隙間に入り込んでくれたので
かえってそれがよかったみたい。
硬化開始に5~10分くらいかかりますので、
それまでの間垂れない様に気をつけましょう。
気温が高ければ硬化は早いけど
低温でも硬化が進み、
夏場は30分以上
冬場(5℃)でも3時間以上で
実用強度に達するそうです。
接着剤を流し込んだら
クランプでしっかりはさみ、
2日間放置。
かなり強力に接着しました。
タイヤを装着して
110PSI以上の圧力まで空気を充填したら、
更に数日放置。
その後、
してんさに実装して150km走行。
タイヤをはずして接着部分を確認しましたが異常なし。
まったくすごい接着剤ですね。
これで、
カーボンホイールをあきらめずに済みそう。
重要な安全部品なので
もうしばらく走行テストをしてみます。
追記:
jbウエルド
参考にされる方は
あくまでも自己責任でお願い致します。