遠野放浪記 2013.12.30.-03 白い道 | 真・遠野物語2

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この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

さて、次の遠野遺産は何処にあるのか。

(あまり頼りにならないが)地図を片手に、青笹の裏道を走ってみる。


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昨日のうちにまた雪が積もったのか、道は真っ白に染め直されていた。

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時々車が通るような道はまだ走り易いが、それも殆ど無いような細い道では、道とその外側の区別すら付かない。

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今も遠野の空は、雪が降ったり止んだり、どうにも不安定な天候だ。

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小さな集落の中を行ったり来たり、そろそろ次の目的地が近い筈なのだが……。

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すると向こうに、何処かで見たような田園風景が見えて来た。

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真っ白な雪原に、置き去りにされた稲藁の小さな家……。

この道、昨日の夕方に通った道だ。

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昨日は暗くなり始めていたため仕方ないとはいえ、頑張ればこのあたりの遠野遺産をまとめて回れる場所にいたということなのか。

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やはり青笹という土地は一筋縄では行かないらしい。

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さてそれでは、この場所からじっくりと次の遠野遺産を探すことにしよう。