遠野放浪記 2013.05.04.-11 生存報告 | 真・遠野物語2

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この街で過ごす時間は、間違いなく幸せだった。

土淵からはノンストップでパティと一緒に走った結果、辛うじて完全に日が暮れる前に駅前に戻って来ることが出来た。

皆は既にDeんに集合しているが、その前におやつタイムだけはどうしても譲れない俺は、昨日からの生存報告も兼ねてCocoKanaに寄って行くことにした。


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今日はあのおばーさんも東京に向かってしまい、店の中は空いていた。Kanaさんは俺の顔を見て「無事で良かった」というような笑顔を浮かべ、暖かく迎え入れてくれた。今日もかわいい。


例の如くネコが待ち受ける席に着いた俺は、クレープアイスクリームのチョコレート味と、オリジナルカクテルのなはん(ブルーベリーベース)を発注。この後にもしこたま飲むわけだが、今回初めて会う人も多そうなので、緊張しいの俺は一杯くらい引っ掛けてから登場するくらいが丁度良いかもしれないw

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あまり長居は出来なかったが、本日の戦果(笑)報告も交え、Kanaさんとお喋りを楽しんだ。独りで旅をしていた頃は――今でも日中はほぼ独りなのだが――決して出来なかった時間の過ごし方。

のんのんの女将さんは別格としても、そもそも行きずりの人を除いて知人が殆どいなかったからなぁ。

兎も角こんなにかわいいKanaさんと仲良くなれただけで、遠野には感謝しなければなるまいw



やがて良い時間になり、俺は名残惜しいがKanaさんに別れを告げて店を出た。

別れがあるから、次の出会いが待ち遠しい。さてこの後向かうDeんでは、どんな新しい出会いが待っているのかな。