先日、私の95歳の祖母に会いに行きました。
私のおばあちゃん、小さい頃は気づかなかったけれど、

日々の生活をとても丁寧に暮らしていて、
適度な食事と、心地よい運動を続け、

冬でも、薄い寝巻きで、しめつけない格好をしていて、

とても真面目なのだけど、
おしゃれが大好きで、

ハレの日とケの日がはっきりしていて、
季節を感じることを大切にしていて…

そのおばあちゃんは、毎日、仏様に手をあわせていた…

元気に過ごしていたおばあちゃんも、
年齢とともに動かなくなる身体などを憂い、
少しずつ元気がなくなっていった。

2ヶ月前には転んで、腕を骨折し、
10日前にギブスをとったそうなのだけど、
感覚もなく、無理にあげようとすると痛いって…

母が、「さとう式リンパケア、してあげてほしいな」と言ってくれたので、
今日はおばあちゃんを触りました。

「気持ちいいね、気持ちいいね」、
「やわらかいね、優しい手だね」、
「本当に手で触ってるだけ?」と、
何度も何度も、尋ねられ、
何度も何度も、嬉しそうな声をあげていました。

それだけでも、私は、うれしかったのだけど、
その後、ツヤツヤの顔になり、
目がはっきり開いた表情になったおばあちゃん…

ふいに、動かなかった方の手を上げた( ゚д゚)
みんなびっくり(゚o゚;; 本人もびっくり。

その変化に、心がとけたかのように喜んだおばあちゃん…

「仏様の前に自分で(歩いて)行って、手をあわせたい…」

おばあちゃんの想い、伝わったよ。
また来て、触らせてね。

大丈夫!おばあちゃんの身体はすごいんだから。