社長さんの「案件」は、できていますか? | ITコンサルが語る よりわかりやすい 情報処理技術者講座

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新居浜の現役ITコンサルタントが、
「情報処理技術者試験の合格」を目指す人にとって
役立つ情報、事例、コンテンツ、思考法 ・・・などなどを
のんびり綴ってゆきます。

のようなタスクでも、頭では

 ( ̄▽ ̄;) やんなきゃいけない ・・・

というのはわかっているものですよね。



これは、

 個人

だけの話ではなく、

 組織

の中でも同じことです。



ですから、その

 やらなければいけない

ということが

 d( ̄▽ ̄) きちんとできている?

ということを確かめるのが、監査人の
お仕事になります。



例えば、ある時、社長さんが
いきなり、こんな こと

 ( ̄▽ ̄) ←社長さん
 〇〇を、やんなきゃいかん。
 まぁ、よきにはからえ。


を言い出したとしましょう。



こうなると、その下にいる方々は

 ( ̄▽ ̄;) ←中間管理職
 まずは、ルール作りがいるよね

とか

 ( ̄▽ ̄;) ←中間管理職
 あと、体制づくりも必要か

と動き出し、それらがまとまると

 ( ̄▽ ̄) ←中間管理職
 これらに沿って、よきにはからえ。

となり、

 ( ̄▽ ̄+) ←実行部隊
 合点承知の助!

となってゆくのが通常の組織の流れです。



しばらくして、社長さんが

 ( ̄▽ ̄) ←社長さん
 この前のアレ、うまくいってるよね?

という確認で、監査人は登場します。



では、この監査人が確認することを

 様々な角度

から、見てゆくようにしましょう。



■ 妥当性の観点からの監査の場合

これは今回ご紹介する中で

 1番簡単なもの

です。ちゃちゃっと実行部隊の様子を調べ

 ( ̄▽ ̄) ← AU
 やってる?

と確認するだけです。ただし、実行部隊に
インタビューなどをしても

 ( ̄▽ ̄+) ←実行部隊
 やってる、やってる。

と答えるだけでしょうから、もう少し

 信頼性のある

つまり、監査証拠として強力なものを
確認する必要があります。



■ 適切性の観点からの監査の場合

適切性という観点になると、ちょっと

 難易度

が上がります。適切にやっていることを
確認するので、単に

 ( ̄▽ ̄) ← AU
 やってる?
 
※ 妥当性の観点の監査

という結果だけでは不十分で、

 コントロール

まで戻った上で、このコントロールが

 正しく機能しているか

を確認することになります。



上の社長さんの例でいえば、実行部隊に
話を聞くよりも、その上の

 中間管理職

が決めたルールや、体制に関して

 ( ̄▽ ̄) ← AU
 コントロール、正しく機能してる?
 ※ 適切性の観点の監査

と確認するわけです。



ルール作りをやったことが重要ではなく
ルール作りをした上で

・ルールの検証をしているか
・例外事項も網羅されているか
・検証結果を上位管理者に承認を得たか


など、AU 自身で、コントロールが
正しく機能するために必要なことを
考えなければならないのです。



正直、ここが

 難しい もやもや

ので、午後2の監査手続は適切性ばかりが
問われることになるのです。



■ 有効性の観点からの監査の場合

有効性になると、コントロールよりも

 更に上位のこと

を考えることになります。



コントロールによって達成したかったこと

・課題の実現
・リスクの軽減


などがコントロールによって

 達成できているか

という見方で確認をしてゆきます。



上の社長さんの例でいえば、

 ( ̄▽ ̄) ← AU
 社長さんの言うとおりに
 なるのかな?


という見方で調べてゆくわけですね。


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