監査手続が「マンネリ化」したときは。 | ITコンサルが語る よりわかりやすい 情報処理技術者講座

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新居浜の現役ITコンサルタントが、
「情報処理技術者試験の合格」を目指す人にとって
役立つ情報、事例、コンテンツ、思考法 ・・・などなどを
のんびり綴ってゆきます。

報処理技術者試験試験での
AU(システム監査技術者)の論文では
リスクやコントロールに対する

 監査手続

が問われることがよくあります。



論文添削でも、受講生の方が考えた
監査手続を拝見しますが

 議事録を ←監査証拠
 閲覧して ←監査技法
 ~を確認 ←監査ポイント

という内容を非常に多く見かけます。



勿論、これはこれで問題はないのですが
いくつもの論文を添削する中で

 _φ( ̄▽ ̄) なんか
 みんな
同じ だなぁ ・・・

という気持ちになってしまうのも

 正直な気持ち

です。



おそらく、本試験の採点者も

 同じ気持ち

になっているかもしれません。



折角、午前2などでは様々な

 監査技法

を学習しているのに、その中の
1つしか使わないのは、ちょっと

 勿体ない

と感じるとともに、監査技法
ちょっと工夫するだけで他の受験生と

 大きな

をつけられると感じてしまいます。



特殊なケースでしか使えない技法は
置いておくとしても、先程のような

 議事録を ←監査証拠
 閲覧して ←監査技法
 ~を確認 ←監査ポイント

を、あなたもよく知っている監査技法

工夫できるやり方を、今日は一緒に

考えてみましょう。




■ ドキュメントレビュー法

監査証拠が同じ議事録であっても

監査技法

 単なる閲覧

から、もう少し踏み込んで、
監査証拠であるドキュメントの
レビュー(することに)するというのは
1つの方法です。



レビューのために、

 監査対象部門の人

を参加させてもよいですし、

 複数の監査人

によるレビューにするのもよいでしょう。



やることは、そう変わらないはずですが、

同じような監査手続が続く中で

 _φ( ̄▽ ̄) おやっ?

と感じさせる効果があるでしょう。



■ 突合せ法

適切性の監査などで、何か

 別の基準ガイドライン

に沿っていることを確認するような
監査手続の場合であれば、

 突合せ法

で比較したり、照会したりするといった
監査手続に膨らませることも可能です。



このとき、監査証拠に、

 突合せる相手
 (基準やガイドライン)


を含めることも忘れないでおきます。



■ インタビュー法、現地調査法

監査手続において確認したいことが

既に過ぎ去ったことではなく、

 今でも再現できる

といった場合は、議事録の確認だけでなく
監査対象者や関係者に対して

 インタビュー

をしたり、AU が監査対象の現地を
訪れて監査を行うことも有効です。



特に、現地調査法監査証拠を集める
AU 自身の目で監査対象を確認するので

 信憑性の高い

監査証拠になるメリットがあります。



もちろん、あまり恣意的、つまり、

 単なる主観

になってしまわないようにする必要は
あります。





うですか。難しい

 コンピュータ支援監査技法

などを登場させる必要は、

 問題文に指示

がない限り必要ありませんが、
あなたが学習してきた監査技法

 工夫次第

で論文の中でも使えるはずですよ。


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