<抜粋>
オーストラリア国防省のシンクタンク「オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)」が世界の最先端テクノロジーの最新ランキングを発表…中国が決して侮れない…中国経済が崩壊に近いとのイメージを信じ込むことは危険だ。
中国の「国家統計局」は不動産関連の経済指標を発表…主要70都市の新築住宅価格は、単純平均で前月比0.6%、中古住宅価格は前月比0.8%下落…不動産価格は下落傾向を脱していない。
日本の主要メディアのように、これを過大に喧伝し、中国経済が崩壊に近いとのイメージを信じ込むことはもっと危険だ。2024年の中国経済の成長率は4.7%だ。8%程度だった10年前に比べると確かに低いものの、どの主要先進国に比べても高い。好景気が伝えられるアメリカでも2.7%だ。
今回のレポートでは、防衛、宇宙、エネルギー、環境、人工知能、バイオテクノロジー、ロボット工学、サイバー、コンピューティング、先進材料、量子技術の主要分野にわたる64のクリティカル・テクノロジーをカバー
(中国は)2019年から2023年の間には64の技術分野のうち57分野で首位
これに対しアメリカは、2003年から2007年の5年間では64の技術分野のうち60で首位を占めていたが、直近の5年間(2019年から2023年)では7つの分野のみで首位
日本は広帯域および超広帯域半導体と原子力エネルギーの分野で強みを発揮しているものの、トップ5に入っているのはわずか8分野
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これは完全に個人の感想ですが日本礼賛の文章は眉唾もの、でも中国礼賛の文章も眉唾もの。
まず中国の成長率に関しては昔から一貫して今も、どこまで真実の数字かそれも眉唾ものであると言うこと。ここでは4.7%と言っていますがこれについても様々な議論があります。
数字にとても強い元官僚・現大学教授の高橋洋一先生の見立てでは様々な数字から推測するに、中国の経済成長率は発表されている数字より実際はだいぶ低いのではないかと動画で話をしていたと記憶しています。
いずれにしてもこの文章によれば、中国はとてつもなく素晴らしい国だと言うこと?
さて個人的に思うのは、そもそも中国がそこまで技術力の素晴らしい国になると言う前提があるのであれば、次は我が日本はどうするべきなのか、を考えなければならないはずです。
私の思考では「中国の技術が上がる→中国が強国になる→日本の領土領海を脅かす→日本は軍事力、経済力、憲法含む法律面であらゆる手を打つべき」となります。
でも、こう言った文書の特長は「日本人の不安を掻き立てる」だけ。もし良心ある日本人ならその先どうすべきかを考えるのが普通です。でもそれは言いません。日本にそれをされると困る?
これも私の感想ですが第二次世界大戦後、日本は様々な国から本当に良いように利用だけされて来ました。もちろん日本は敗戦国なのでそれは仕方ないこと。
それでも日本は今の様な素晴らしい国になっています。これからの若者たちが希望を持って暮らせる社会にして行きたい、ただそれだけを願っています。
ハッキリ言って日本にどんな影響があるかは気にしますが、中国が成功するならどうぞ勝手にして下さい、と言う気持ちです。
日本は日本がやるべきことをやるだけ!それが大事だと思います。