昨日2月18日は中国の経済についてが話題でした。
ゲストは高陽子さんと言う中国出身の女優さん。
先ず、最初に気になったのが出演者同士が情報のやり取りをする中で、何だか役割的に東国原氏が疑問に返答する形で情報交換が進む中、東国原氏が「中国は一人っ子政策で子供も少なく、これから急激に老齢社会に突入し大変なことになる」と言った瞬間、突然、大竹まこと氏が「いや、日本も大変だ!」と口を挟むのです。
この議論のやり方が日本を進歩させない常套手段と感じます。
そもそもは「もっと中国の事を知ろう」と言うことで情報交換をしていたはず。
しかもこの高陽子氏は完全に感覚論だけで話をするのに加えて肉親が中国にいることから自由な発言などできる訳もないので、結果的に印象に残ったのは中国と日本は経済的に同じレベルにまで来ている、と言った誤ったイメージ。
更に大竹氏の発言で日本と中国は同じように大変、みたいな意味の分からない結論へ。
この程度の事は少しでも経済に関する数字を見ればすぐに分かること。
上記ページで1人当たりの名目GDPで見れば、
2022年で日本がUS$33,854、中国がUS$12,670。
もし今の中国で日本並みの収入や年金を受け取っているとしたら、それは貧富の差で言えばかなり上の層に属しているに過ぎないことはあまりに明らか。
また高陽子氏の番組中の発言によれば、両親は年金として月20万円受け取っているとのこと。
これもハッキリ言って異常値と言って良いレベル。悪意が無いのは分かるが、結果的にあまりに中国礼賛。
そんなに中国が良い国なら、今、日本に住む多くの中国人も中国に帰ることでしょう。
それに反して池袋近辺とか川口近辺などは、中国人がかなり多く住んでいる様に思います。
他にもあるかな?ニューチャイナタウン。
こんな状況、つまり中国のどこかに日本人が集団を形成するように住み着くなんて中国では絶対に許されません。
なぜ多くの中国人が日本に来て住み着くのか。この事態をもっと冷静に捉え、日本はとても良い国であり、従って外敵からこの国をきちんと守らなければならないことを皆で認識しなければならないと強く思います。
ハッキリ言って日本はアジア諸国に比べ、給与と物価の関係でかなり恵まれた国だと思います。
もちろん貧富の差はあると思います。特に「正社員」と言う身分を維持するために「契約社員」「派遣社員」「パート」が割を食っている訳ですが、それはまた別の問題。
これは完全に偏見バリバリの意見ですが、日本の老人はお金を持ってるから「騙された」なんてニュースがここまであるのだと思います。
少しずつでも日本が良い方向に向かっていると実感できる社会の実現に少しでも貢献できればと思う今日この頃です。