＜記事抜粋とブログ主コメント＞
日本への気遣いも含まれる親日アピール、時にはリップサービスも
～もちろんリップサービスはあります。逆に日本で台湾人と話すことになったら日本人も台湾人に対してリップサービスくらいするでしょう。
どうして日本が好きなのかを尋ねると、いろいろな理由を挙げてくれる。そのなかで多くの台湾人が挙げるのが、「日本は台湾のことをいつも気にかけてくれている」というものだ。
～う～ん、全然間違ってはいないのですが…若い台湾人の日本評は、せいぜいここ20年で目の前で見えることを理由に挙げます。
でも年配の本省人（日本の統治を経験した人たちの子孫）はもっと深い話をしてくれます。
日本統治時代は様々なインフラが建設されたとか、家にカギをかける必要が無いほど治安が良かったとか。インフラの話は本当に尽きません。ダム、鉄道、道路、教育、戸籍や土地登記等の様々な制度…きっと韓国ではそう言った声は完全になきものにされるのでしょう。
とにかく両国を比べると、何がより事実に近い歴史かを探る姿勢の違いなのだと思います。
偶然出会った台湾人と話していると、次第に韓国の悪口が飛び出してくるのだ。なかには「韓国は信用できない」と言い放つ人も少なくない。韓国人は約束を守らないとか、国際競技で自国に有利にするには手段を選ばないとか…
～正直、私は台湾人と韓国の話題で何かを話す機会があまり無いのですが、確かに好きじゃないと言う人は結構多い実感はあります。国際競技の場における韓国人のマナーの悪さも確かに良く出てくる話です。
40代以上になると、1992年の国交断絶を引き合いに出す人もいる。台湾人によると、中国と国交を樹立した当時の韓国・盧泰愚（ノ・テウ）政権は、台湾に対して一方的に国交を断絶。しかも公式的な予告からわずか1週間ほどで国交を断絶され、台湾にとっては、まさに「国辱」…
～この話題も台湾ではほとんど出ることはありません。40歳代以上と書いていますが、この話を覚えているのはもう実質50歳代以上でしょう。それに敢えてこの話をする人はもうほとんどいないと思います。こちらから振ったのであれば別ですが。
多くの台湾人は手のひらを返したかのようになる。「えっ？ 実は私は韓国のことも好きなんですよ」と言い出すのだ。それどころか、K-POPや韓国ドラマの話を延々とし始める。
～これは完全に若い子たちが中心ですね。後は韓国ドラマが好きな層の人達。この部分は日本の韓国好きの人達と重なるイメージです。
彼らは日本人を前にすると、韓国への興味を隠して批判を展開…理由を聞いてみると、「日本人は韓国が嫌いじゃないですか。韓国の悪口言う日本人がいっぱいいますよ」と答える…
～この辺は何とも言えませんが、そうなのかもしれません。
台湾と韓国の関係は、断交から10年ほどはかなり冷え込んでいた…現在…基本的には良好である。貿易額も互いの国が上位を占め、対日貿易額に次ぐ規模だ。…2020年のデータでは台湾と韓国の輸出先トップはともに中国である。しかも、輸出額は2位の2倍前後…台湾と韓国は“自由主義陣営”とは言いながら、中国との関係はやはり重要なのだ。
～台湾から韓国に留学する人もまあまあいます。上記のデータで見ても両国は似てるのですね。
米中の板挟みであり続ける台湾と韓国。この2つの地域では対日感情の違いにより、日本へ向けられる言葉がずいぶん異なる。だが、台湾人の親日アピールに日本人は浮かれてはいけない。半ば本心でもあるが、日本への気遣いも含まれている。
～何が言いたいのか理解が難しいのですが、「台湾と韓国の両国の立場は近い」と言うことでしょうか。でも私の目には全く違う様に映ります。
まず大前提として、台湾人には「どうだ俺たちはすごいだろう！」みたいな態度が全くありません。そこは韓国人と全く違うのではないでしょうか。それに台湾人は国際法はできる限り守ろうとします。
身近なもので一番違うな～と思うのは、野球です。
恐らく韓国も台湾も日本の「おかげ」でかなり進歩したと思います。
で台湾はそのことを言葉にも表すし、だからこそ日本に勝ちたいと言います。
とにかく韓国は『自国製の「歴史」は好きでも、歴史は好きじゃない』態度が全てに貫かれている様に感じます。
この記事で最初に感じた違和感は２つ。
１．「台湾と韓国は似た立場」に持って行きたいのかもしれませんが、全然違います。
２．「日本は嫌われている、少なくとも好かれてない」に持って行きたいのかもしれませんが、全然違います。
「もっといろいろな立場や年齢の台湾人と話してから日本人に伝えてください。」と思いました。