門川市長「京都は観光のために作られた観光都市ではない」

と宣言している。

過去の発言を要約すれば。

 

「京都は長い歴史とそれに纏わる熟成された文化が育んだ街であると。

その意味では、京都は観光ありきの都市ではなく、

文化イコール街と町衆を評価いただいたところがあり、

その上で観光に力を入れる「京都モデル」を形成したいんだと。

「市民」「観光客」「事業者」「未来」の“四方よし”の持続可能な観光地モデル、

これが理想」

 

ということでしたが、

「観光都市ではない」がなかなか理解しにくいところではあります。

まぁ言ってみればこれは京都に限らず、

どこの観光地でも一朝一夕に形成されことはなく、

歴史と文化の謂れがあるはずで、

少し格好つけすぎではある。

 

ただ、昨今のオーバーツーリズムの現状を見るにつけ、

市民の苦情に頬っ被りできない特に

「舞妓パパラッチ」を見ればわかる通り、

異常だったということ。

 

 

それもこれもこのウイルス禍のおかげで急速な

収束を見ることとなり、

京都は約7年ぶりに平穏さが戻ったということになります。