今回のご相談は、申込みの後不動産業者が先走って申込者の希望するリフォームをし、結局は申込者が疑心暗鬼になりキャンセルを表明したいが、というご相談です。

 

リフォームまで着手したことから業者も引くに引けないところなのでしょうが、申込みに対してのキャンセル料やリフォーム費用まで請求されたということです。

 

これは、先ずは契約ではなく申込み段階であることから、申込みのキャンセルは、申込金が授受されていてもキャンセルできることは間違いありません。

(これが”契約”であれば話は変わります)

また、リフォーム工事費用ですが、これも全く業者が、云わば、勝手に着手したということになりますので、自業自得ということでしょうか。

当初から自宅に押し掛けて“圧”を掛ける営業だったと言います。宅建士になって10年です。ようやく勝ち取った「士」、自覚を持ってもらいたいものです。

急に暖かくなりました。

つい数日前までは寒くて、

WEB短歌サークルで詠んだ歌が好評でした。

 

寒波来て 色に染めなむ 雪山の 峰のまにまに 朝日きたりぬ

 

これの歌は、早朝散歩で見た山並みを、

柿本人麻呂の歌になぞらえて歌ったものです。

「我衣 色に染めなむ 旨酒の 三室の山は 紅葉しにけり」

 

好評でどこぞへ投稿を!との声もありましたが、

模倣品ですね。

 

不動産詐欺のような事案相談です。

内容を要約すれば以下のようなことです。

 

「持っていた土地がなかなか売れないでいた時、節税の為土地を求めている人がいる、お客様の土地と当社の土地をまとめて買いたいが、税金対策の為先ずは2物件まとめてもらいその人に売るということでした。 しかし、その方が病気になり話が無くなった。というもので詐欺なのでしょうか?」

 

よく冷静に考えればわかることなのですが、纏めるのであればその不動産業者がまとめて購入すればいいようなものなのですが、、、

考えられるのは、不動産業者が負動産を何とか処分したいという思いなのでしょう。

 

お近くに役所の建築指導課宅建係があればそちらに、無ければ消費者センターにご相談くださいと。

もしくは、当該不動産業者の上部団体である宅建業協会でご相談ください、とのアドバイスです。