今回のご相談は、申込みの後不動産業者が先走って申込者の希望するリフォームをし、結局は申込者が疑心暗鬼になりキャンセルを表明したいが、というご相談です。
リフォームまで着手したことから業者も引くに引けないところなのでしょうが、申込みに対してのキャンセル料やリフォーム費用まで請求されたということです。
これは、先ずは契約ではなく申込み段階であることから、申込みのキャンセルは、申込金が授受されていてもキャンセルできることは間違いありません。
(これが”契約”であれば話は変わります)
また、リフォーム工事費用ですが、これも全く業者が、云わば、勝手に着手したということになりますので、自業自得ということでしょうか。
当初から自宅に押し掛けて“圧”を掛ける営業だったと言います。宅建士になって10年です。ようやく勝ち取った「士」、自覚を持ってもらいたいものです。