先日3月3日のブログで世界遺産「下鴨神社まで」、
との記事を掲載したところ
本日いきなりテレビクルーが取材に来られました。

毎日放送土曜日午前8時からの「知っとこ」という
情報番組の録画取りでした。
関西の方は私のコメントご覧いただけます。
(感想いただければうれしいです)

下鴨神社までマンションメーカーの軍門に!
との懸念からの取材のようでしたが、
街の声や私の取材を通じ「仕方のない時代かなぁ」
とのイメージをもたれたのではないでしょうか。

一部有名寺院を除き財政難の寺社仏閣多いこと
想像はつきます。
そんななかで社殿建て替えや建造物の補修費用調達で
如何な選択をするのか、せざるを得ないのか、
断腸の想いではなかったか。

先年度の梨の木神社に続き、
いや更なるビッグスケールで度肝を抜かれた方も多いのでしょうが、
背に腹は変えられないのでしょう。

千年の都、
50年ほど有効活用するのだ、
50年後は更地で帰ってくると割り切れば
商店主に土地を貸すお寺や神社と変わりません。

ビッグスケール(8棟107戸)、
世界遺産、とインパクトは大きいものの
景観法や都市計画法等での縛りをキチンと精査すること、
重点はこちらに持っていけば良いのではと考えます。

極端に公共の福祉を唱えるのではなく、
私権とのバランスも大切ではないでしょうか。

一種住専、ケンペイ率60%、容積率100%、高さ制限10m、
これは建築基準法上かなり厳しい規制です。
環境との折れ合いはこれで担保できるでしょう。

低層、落ち着いた色彩、森の中のテラスハウス風の
独立性を保った配置の定期借地権分譲マンション。
こんなイメージを持ちます。

そして、近年のマンション供給不足という状況からも
まだまだ続く可能性は高いと思います。