京都不動産コンサルタントのブログ

国会閉幕間近の先日6月18日の参議院本会議で
改正宅建業法が成立。
1年後にも呼称が変更される模様です。

なんだか今回はあっさりと士業となったような気配ですね。
というのも取引主任者が取引士となっても
類似他業種に対しての業界侵犯の恐れがない、
と見ることもできますからね~

呼称の付けかたは難しいのです。
周辺業態・業種からの圧力は以前にもありました。
最近名称変更した「不動産コンサルティングマスター」資格。

その昔、「不動産コンサルタント」とするべきが、
「不動産コンサルティング技能登録者」という長々とした呼称になった
経緯もあります。

呼称がどうだからと実務面の違いはないのでしょうが、
社会に対するイメージ付けの面や説明風な資格では
モチベーションが高まりません。

その意味では、今回、主任者でなく士業の一員だと言う
少し前向きなイメージを宅建関係者に与えることは間違いなく、
また、年間20万人にも及ぶ宅建試験受験者にも
いいイメージを与えることになる。

一文字が不動産社会に与えるインパクトは
計り知れない。
消費者にとってもよいことであろう。
歓迎したい。
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